
豆相人車鉄道の車両が再現されているんです。
小田原から熱海まで、車だと国道135号線を使っていくことができます。
電車だとJR東海道線や東海道新幹線で行くことができます。
その昔、今から116年前、小田原と熱海の間に人の車と書いて
人車鉄道というものがあったのをご存知でしょうか?
名前を豆相人車鉄道といいます。
なんと客車を人が押して小田原から熱海まで向かうという鉄道があったんです。
所要時間は3時間50分。
今、新幹線なら小田原熱海間は10分ですから、大変です。
途中には峠もありました。坂が急なところはお客さんも降りて押すのを手伝ったという
エピソードも残っています。
この鉄道はのちに蒸気機関車による鉄道になるんですが
関東大震災の被害が甚大で廃止されてしまいました。
復元された車両は実際に押すことができるのですが、
安全のため、金曜日にオーナーさんが説明をしているときに体験することが
できるようです。詳しくは星ヶ山にお尋ねください。
116年前にこんな乗り物があったのかと思うとロマンがありますね。
というか、大変だったんでしょうね。