
今日のFMヨコハマは「環境の日ワンデイSP」と題して、
各ワイド番組が環境にまつわるテーマでお届けしました!
ゴブサタでは茶色いバナナに焦点を当てた「大人なバナナ」プロジェクトの
メンバーである北本真唯さんにお話を伺いました。
北本さんは、早稲田大学政治経済学部を卒業された1999年生まれのZ世代です!
大学在学中に、食品ロス問題に関心を抱き、現在は2人の仲間と一緒に
「大人なバナナ」プロジェクトを始め、SNSやイベントを通して情報発信を行っています!
「大人なバナナ」プロジェクトは、どういった活動を行っているんですか?
廃棄されがちな茶色くなったバナナを大人なバナナと名付けて、
その大人なバナナの魅力を発信するために日々活動をしています!
これまで大人なバナナを使用したケーキの販売やイベント、小学校や保育園での
ワークショップ、インスタグラムでの発信活動を行っています!
そもそもこのプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけはなんですか?
大学2年生の時、スウェーデンに留学していた際に食料廃棄のプロジェクトに
携わっていて、その時にバナナが一番多かったことがきっかけだそう。
実はバナナは、日本で一番消費されていて、かつ海外から輸入されている果物!
廃棄されるバナナは廃棄の時に環境に負荷をかけるだけではなく、海外から
輸入される時にたくさんのエネルギーを無駄にしているんだとか。
見た目が理由で捨てられてしまっている現状に対しもったいない!
という思いを抱き、日本で活動を始める意義があるのではと思ったそうです!
北本さんが大人なバナナプロジェクトの活動をしていく中で特に印象深いエピソードはありますか?
①活動のスタートでもある2019年の秋に行ったクラウドファンディング
②豪徳寺にあるカフェで大人なバナナケーキを販売するために資金調達を行い、
二日間で200個販売!実際にお客様から「おいしかった」や
「大人なバナナを買うようになった!」という声をいただいたこと。
そして、現在YouTubeで「大人なバナナ」という歌が配信中です!
制作した経緯を伺っていきました。
クラウドファンディングの支援者の方に音楽関係の方がおり、
「歌を作ってみたい!」とお伝えしたところ、作曲家のコバケンさんと
ご一緒に歌を制作することができたとのこと。
歌を制作した理由としては、私たちがいなくなってもこの歌を聞いてくれることで、
大人なバナナが広まる状態が作れると思ったからなんだそう。
ゲストコーナー後半では大人なバナナプロジェクトが
今後やってみたいことや展望を聞いていきました。
今後はカフェやスーパーとのコラボレーションを成功させて、実際に捨てられてしまう
大人なバナナたちを救っていきたいと考えているとのこと。
また、海外の人々の環境への意識の高さは幼少期の環境教育にあるのではないかと
考えており、幼稚園や小学校でのワークショップを積極的に行っていきたいそうです!
最後に、リスナーの皆さんに伝えたいことを伺いました。
①「バナナは黄色」というのは固定概念であり、茶色い大人なバナナも
美味しくて栄養豊富であるということ
②楽しくポジティブに社会課題を解決すること、仲間を増やすことの大切さ
③社会問題は大きく捉えられがちだが、身近なこと
(茶色いバナナなど廃棄されがちな食材を買う・見切り品を買う)ことから行動を起こせること
本日の放送を聞いて、大人なバナナプロジェクトに興味を持った方は、