Webサイト「時を感じる宿に泊まろう~ときやど」を運営する吉宮晴樹さんをゲストにお招きし、「泊まれる文化財」の魅力や活動についてうかがいました。

小田原で育ち、大学で建築を学んだ吉宮さんは、コロナ禍をきっかけに日本文化への関心を深め、大学4年時に友人とともに全国のレトロな宿の情報を発信するサイトを開設しました。

著書『ときを感じるお宿図鑑』では厳選された35件の宿を紹介しており、写真では伝えきれない建物の立体構造を表現するため手描きの断面スケッチを用いています。

本の中では、昭和初期のステンドグラスの前に日常の洗濯機が置かれた風景など、今も人々に利用され生き続ける「生きた建築」ならではの魅力が描かれています。

日本の風土の中で自然素材や限られた物資を活用してきた建築の工夫を称賛する吉宮さんは、その素晴らしさを多くの人に伝えて伝統を未来に残したいと語ってくださいました。

そして将来は、自ら旅館を経営したいという夢を明かしてくれました。

古い建物の新たな価値を発信し続ける吉宮さんの挑戦に、今後も期待が高まります。