【LANDMARKTOWER presents KALEIDOSCAPE 】 今週から新型コロナウイルスの状況に応じて、フルリモートでお送りしました。真っ暗なスタジオを見ると少し寂しい気がしますが仕方ありません! ゲストには東京大学大学院理学系研究科・附属臨海実験所所長の三浦徹教授に生き物の未知の生態についてお話をお伺いしました!

三浦先生が研究されている専門は生き物の「可塑性」と呼ばれる生態。
同じ個体の生物でも環境によって姿かたちが異なる変化をすることを可塑性と呼ぶとのこと。身近な生き物だとハチやアリなど!嬢王バチや働きハチなど違った形をしていることです!

先生が生物の研究に興味を持ったのは幼少の頃から好きだったカブトムシがきっかけ!
今でもいつか野生のかっこいいカブトムシを見てみたいとウキウキでした!

薫堂さんの気になる生物は、食べると美味しいウニやイクラ。
なぜあんなに美味しいのかとの質問には、卵などは子供を育てるための栄養が豊富なので美味しいとの回答が。なるほど納得です。美味しくなく進化されては困りますね笑

先生が研究されている可塑性を持つ生物の中でも、アブラムシは驚きの生態を持っています。庭の植物の上であっという間に増えてしまうアブラムシですが、なんとメスがお尻から自分のクローンを産み出して繁殖するとのこと。更に寒くなると産卵による繁殖のためにオスのクローンを産み分けることができたり、羽の生えた個体を産み出して場所を移動することも可能!生きるために何でもできるアブラムシ、驚きです。

三浦先生が未来に残したいものは「未知の生物の知識を広めていくこと」と「魅力的な生物を未来に残すこと」まだまだ知らない生物の不思議。とても興味深いです!

*三浦先生のリクエスト曲…「Let It Be / THE BEATLES」
小さい頃からカブトムシと同じくらい大好きなビートルズから一曲です。