本日は、アートチーム「目」のディレクター「南川憲二(みなみがわ けんじ)」さんと、アーティストの「荒神明香(こうじん はるか)」さんにお越しいただきました。

本日は、小山薫堂さんがニューヨークに行っていて、お休みの為、倉本美津留さんに代打をお願いしています。倉本さんは荒神さんが出展していたアートアワード東京で審査員をしていて、荒神さんの作品に衝撃を受けたそう。町中のガラスの破片を集めて作った、シャンデリア。そこでお知り合いになったそうです。

南川さんは、チームにのみんなと一緒に町中からアート作品のアイデアを集める作業をしています。どんな作品が面白いか調査し、町中の人々を巻き込んでいくような活動で、町の一人一人がアーティストなんだということを気づかせてくれる活動です。

荒神さんは夢で見た事を作品に表現することが多いそう。見た夢は書き留めておくより人に話すことで覚えているとおっしゃっていました。

お二人の「大切にしている言葉」がとても印象的でした。
南川さんは学生時代ちゃらんぽらんで、学芸大に行きたい事も言い出せず進路に迷い親に相談した時、「お前はいつか死ぬんやで、そこから考えてみ」と言われ、迷いがなくなったと言います。荒神さんは、学校でトイレットペーパ-の軌跡を、「きれいだな」と思い遊んでいた時、先生に怒られ母親が学校に呼び出されたそうです。先生に怒られたため、母親にも怒られると思ったそうなのですが、「こういう感覚は大事だから良く覚えておきなさい」と一言。倉本さんも、本当にいい親やなぁとおっしゃっていました。

お二人のチームは、「まさゆめ」Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募採択事業をプロデュースしています。年齢や性別、国籍を問わず世界中からひろく顔を募集し、選ばれた「実在する一人の顔」を、2020年夏の東京の空に浮かべるプロジェクトです。顔募集を6月30日まで行っているそうなので、皆さん参加してみましょう~
「まさゆめ」のサイトをぜひご覧になってみてください!!!

本日は雨の中お越しいただき、本当にありがとうございました!


まさゆめ 顔募集