本日は、国土交通省で横浜港を担当されている、石橋洋信(いしばしひろのぶ)さんにお越し頂きました。

来週の日曜日、6月2日は横浜開港160周年。日米修好通商条約が結ばれ、横浜と長崎、新潟、兵庫が開港したのが、160年前の6月2日にあたるわけです。

苗字に「橋」、名前に「洋」が入っている石橋洋信さん!このお仕事は天職でしょうか!?

全国に、小さい港を含めると900ぐらいあります。そのうち貿易を行う港は100少しぐらい。

日本は周りが海である島国なので飛行機か船で貨物を運ぶしかありません。日本の貿易の99.6%は船で貨物を運んでいるそうです。飛行機は軽いものを運ぶのには適していますが、船は重いものを運ぶのに適しています。

最近、客船が非常に増えてきている横浜港。
外国人の方が横浜に降り立ち、いかに横浜でお金を落とすかがカギ。やはりメジャーなのは東京。外国人が目指すのは築地や浅草。ランドマークタワーなど横浜にしかないモノを押し出していきたいと言います。

再開発が進む、みなとみらいエリアですが横浜港は今後どのような発展をしていくのでしょうか。例えば、大桟橋とみなとみらいに新しいターミナルができ、いっそう夜景が綺麗になるそう。新しい音楽アリーナや、様々な会社の本社が建設されるなど賑やかに発展していくそうです。

今まで多くの港で働いてきた石橋さん。
多くの港の中で、小樽港は駅前を下りると坂道があり、真正面に船が見えるそう。街から船が見えることで船の存在感がもの凄いそうです。

これからの日本の「港」はどう変わっていくのか。「港で稼げる場所へ」という、ベイブリッジは外側に広がり、その内側はみなとみらいを含むエリアを拡大させ、外側は海外に負けない港をつくること。力強いお言葉でした!

毎回ゲストの方には大切にしている言葉を伺っています。石橋さんの大切にしている言葉は、「停滞は衰退を意味する」。立ち止まっていると世界はすすんで行く。常に自分は変わっていかなければならないという意味があるそうです。みなとみらいエリアを含む、横浜港の再開発というとても大きなやりがいのあるお仕事をされている石橋さん。

本日はお越しいただき本当にありがとうございました!