


これから離婚をする、または離婚する人が、
参列者の前で再出発の決意をする儀式!
なんともユニーク!
男性からの申し出が多いんだとか。
寺井さん曰く、未練を断ち切るための、ケジメの式と。
喪服の方も晴れ着の方もいて、その雰囲気は人それぞれ。
バツが増え、離婚慣れした方ほど明るい式になる!
引き出物は「お箸」が流行。これは、「別れる」からということからなんです。
そして「ご祝儀」ならぬ「ご終儀」を包まれる(笑)
ちなみに、ブーケトスもあるんですって!
貰った人は「円満に別れることが出来る」そうですが、まあ、別れない方向にね、なると良いのですが。
ケンカになる事は今までになかったそうですが、
浮気相手を連れていらっしゃった方がいて、その時はピリッとしたそうです(笑)
そりゃそうだ~。
海外でも「離婚式」が最近ではあって、ウエディングドレスを燃やしたり、けっこう過激!
日本では、お2人の最後の共同作業が「結婚指輪」を叩き潰す!!!
面白い!!!!いや、面白がってはいけないかもしれませんが・・・。
結婚式以上にドラマがある・・・。
最終的には、お式をされた後、参列者の方も、みんなが感動して前向きになれるんだそうですよ!
このお仕事は、寺井さんとしては「おくりびと」の気持ちなんだそうです。
その言葉を聞いた薫堂さん、「おくりびと2にいいですね!離婚式・・・映画の題材にいいなあ・・・」
もしかしたら!?
そんな寺井さんには、もう1つの顔が。
世界中を周り、文房具コーナーにある「試し書きの紙」を集められているのです。
世界は広い!
お店の人に交渉してゲット。
集めようと思った切っ掛けは世界を旅していた時に出会った、ベルギーで非常にポップな試し書きに出会って。
国ごとによって全然違って、文化人類的な面白さがあるそうです。
なるほど~~~。
日本の特徴としては、「間」を大切にしている。
人の書いた線の上には書かず、一定の距離をとっていると。
ケニアは、線ばっかり。
というのも不良品が多いため、筆圧高い、本気度の高い試し書き!
インドは、インド式計算の国。
計算式がいっぱい!!!え~~~すごい!!!
アルセンチンは、ラテンの血が騒ぐのか、情熱的な色使い。
中国は、文字がいっぱい。
「疲れた」「信じることができない」と後ろ向きなコメントが。
ネット規制をされ、うっぷん晴らす場所がないから?
タイは、イラストが!アート!さすが微笑みの国。
一人ではなく大勢の人が書き上げたイラストなんですね。
寺井さんが試し書きのことを「作品」というのがなんだか響きました。
無意識の集合体のアート。
現在所有しているのは、世界62カ国、4千枚!!
自分探しの旅をしていたのに、いつの間にか「試し書き」探しの旅になっていたそうです。
面白いなあ~。
【世界タメシガキ博覧会@札幌】開催決定!
2月3日(日)~2月12日(火)
札幌のartcommunity cafe kazamidoriにて世界のタメシガキを展示。
詳しくは下記URLへゴー!
ありがとうございました!!
離婚式オフィシャルサイト