きょうは、海底にロマンと真実を求めて研究されている方をお呼びしました! <水中考古学>をいう、ちょっと聞きなれない学問を専門として いらっしゃいます『ランドール・ササキさん』です!

<水中考古学>とは、人と水の関係を調べる学問。
どうやって人と水が交わってきたのか、その歴史を探るにあたって、
調査対象になるのが、海底に眠る沈没船です!

沈没船と聞くと、お宝が眠ってる!金銀財宝!
というイメージを抱きますが・・・

ランドールさんは、金などの財宝は、どこで誰が作ったのかがわからない。
だから、僕には'歴史が宝'なんです。
と、おっしゃっていました!

沈没船から見えてくる歴史、どこで誰が何を運んでいたのか、
遺物の裏に何があるのかを探るのが面白い。

日本は、外国と比べて水中文化遺産の保護が薦められていないそうです。
専門で学べるところも現在、国内にはありません。

<水中考古学>というものを、次の世代につなげていきたい、そう、おっしゃっていました!

ランドールさんの本<沈没船が教える世界史>
メディアファクトリー新書から発売されています!

是非、チェックしてみてください!


水中考古学/船舶・海事史研究