「恵方巻き」とは…

節分の夜にその年の恵方(今年は'北北西'だそうです)に向かって、
目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きをまるかぶり (関西方言で「まるかじり」の意) するのが習わしとされる。
食べている間は、無言でなければならないとか・・・

七福神に因んで、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶなど七種類の具を入れて、
福を食べるという意味合いもあるらしい。「福を巻き込む」という意味も?
また諺・『鬼に金棒』の金棒に見立てて、節分の豆まきで追い出した鬼が落としていった金棒を体に取り入れる事で、無病息災・商売繁盛…など、自身や自身を取り巻く環境に対し、
抵抗増大や窮地打破などの意味合いがもたれたとされる。

現在の恵方巻の起源は、江戸時代末期から明治時代初期にかけて、
大阪・船場(せんば)の商人による商売繁盛の祈願事として始まったといわれる。

現在では程度の差こそあれ商業的にはほぼ全国展開。
こうした恵方巻の全国販売はセブン-イレブンが先駆けであり、
1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット商品となった。




各地のかわった節分行事は・・・