「グラン・ブルー」のモデルになった人物というのが、ジャック・マイヨール。生前、彼はイルカ人間ともいわれるくらい、イルカに執着した人生をおくった方。海で過ごす時間も多く1976年には、素もぐりで105メートルという記録を達成。 そんなジャック・マイヨールの、イルカとクジラの世界をまとめた本の1つに、「クジラが見る夢 ジャック・マイヨールとの海の日々」があります。作家・池澤夏樹さん著。

ジャックの生い立ちや、海との関わり、イルカへの思い入れやクジラへの憧れなどが書き綴られた本ですが、この本の水中写真を担当されたのが、写真家の高砂淳二さん。今日は、高砂さんにとって、被写体としてのイルカの魅力に、伺います。