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プロアングラー・安田ヒロキさんの横浜から発信する「釣り」と「人をつなぐ」物語

今回のゲストは、横浜を拠点にシーバス用ルアーブランド「LEGARE(レガーレ)」を展開し、プロアングラーとしても活躍されている安田ヒロキさんをゲストにお迎えしました。

 

最前線で釣りを発信し続けるプロアングラーでありながら、自身のルアーブランドの代表も務める安田さん。幼い頃から親しんできた「釣り」を仕事にし、現在はブランドを通じてその魅力を広く伝えています。その原点には、地元・横浜での原体験と、釣りを通じて生まれた「人とのつながり」がありました。

 

 

■横浜で出会ったシーバスが、人生を変えた

 

横浜生まれ・横浜育ちの安田さんが釣りを始めたきっかけは、山下埠頭でお父さまと一緒に楽しんだ餌釣りでした。小さな魚を釣って楽しんでいた中学生の頃、鶴見川でルアーを使って「シーバス(スズキ)」が釣れることを知ります。

 

 

■「偽物の餌でこんな大きな魚が釣れるんだ」

 

その驚きからシーバス釣りに深くのめり込み、現在に至るまで1520年近く釣りを続けてこられました。最も打ち込んでいた時期には年間200250日ほど水辺に通い、1年間でおよそ700匹のシーバスを釣り上げたこともあるそうです。膨大な実釣経験の中で培った「こうすれば釣れる」という感覚やアイデアは、のちに彼の大きな武器となっていきます。

 

 

■「バグる」に込められた、常識を変える発想

 

安田さんの代名詞とも言えるのが、「バグる」と呼ばれる高速巻きのテクニックです。

 

これは、契約メーカーのルアー「バグラチオン」を本来とは異なる使い方でシーバスをヒットさせたことから生まれた技術。一般的な「弱った魚やゆっくり泳ぐ魚を演出する」というルアー釣りの常識にあえて逆らい、高速で巻くことで魚が逃げる状況を演出。シーバスに「急いで食べなければ」と思わせることで口を使わせるという、独自の斬新な発想だそうです。

 

 

■プロアングラーと経営者、二つの責任

 

現在の安田さんは、プロアングラーとルアーブランド代表という二つの顔を持っています。

 

プロとして魚を釣ることの責任に加え、自分のブランドを持ったことで「一匹の釣果がSNSの反響だけでなく商品の売り上げにも直結する」という、かつてとは異なるプレッシャーも抱えるようになりました。特に、人間にとっても魚にとっても厳しい真夏や真冬のシーズンは、東京湾周辺での魚の動きも変わり、プロとして苦悩することもあるそうです。

 

それでも、雨が降れば「明日はあそこに行こう」と考え、翌日の釣りのために好きなお酒を我慢してしまうほど、釣りへの情熱が褪せることはありません。「好きな釣りを四六時中考えながら生きられるのは非常に幸せなこと」と、笑顔で語ってくださいました。

 

 

■「LEGARE」に込めた、人と人を結ぶ思い

 

安田さんが立ち上げたルアーブランド「LEGARE」。 イタリア語で「結ぶ」「つながる」という意味を持つこの言葉には、安田さんが考える釣りの最大の魅力が込められています。

 

年齢も職業も住む場所も違う人たちが、釣りという一つの趣味を通して出会い、つながっていく。自身がこれまで多くの素晴らしい人々と出会えたのも、すべては釣りがあったからだと安田さんは振り返ります。

 

 

■「釣りを通して人とつながっていく」

 

その根底にある熱い思いが、そのままブランド名になりました。

 

また、LEGAREのルアーは釣れる性能が大前提でありながら、シャチの形をしたものや和紙を用いたデザインなど、「これで釣ってみたい」「SNSで映えそう」と思わせる遊び心も大切にされています。それは、人々が釣りを始めるきっかけや、もう一度水辺に行きたくなる理由を作りたいというものづくりへのこだわりです。

 

 

■釣りを始めるなら、まずは「手ぶら」から

 

これから釣りを始めてみたい方へ向けて、安田さんは「最初から道具を全部揃える必要はない」とアドバイスをくれました。

 

横浜周辺には、本牧海づり施設や大黒海づり施設など、道具のレンタルや餌の購入ができ、トイレや食堂も完備された充実したスポットがあります。「まずは何も持たずに足を運び、釣りの楽しさを体験してみる。そこから道具を揃えていっても十分です」と語ります。女性が始める際のトイレの有無といった細やかな視点も含め、難しく考えすぎず一歩を踏み出す大切さを教えてくださいました。

 

 

■夢は「見るもの」ではなく「叶えるもの」

 

最後に、安田さんが大切にしている人生のテーマを伺いました。 それは「自分の影響で誰かの人生を変えたい」、そして「自分がいなくなった後にも名前を残したい」という思いです。

 

「夢は見るものではありません。叶えるものです。」

夢を叶えた先には、今度は自分が「追われる側」になる未来がある。夢を語るだけで終わらせず、実際に行動して形にしてきた安田さんの生き方そのものが、この言葉の説得力を何倍にも高めていました。

 

釣りを通して生まれた出会いを大切にし、人とのつながりを次の誰かへとつないでいく。「LEGARE」という名前に込められた思いの通り、安田さんの挑戦はこれからも新しい人と人を結び、新しい可能性を生み出し続けていくはずです。

 

安田ヒロキさんの今後の活動も、ぜひチェックしてみてください!

 

 

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