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67年間の記録から紐解く 生物季節観測 ~

今日のエシコンでピックアップしたのは…
引き続き、 生物季節観測 について

気象庁 大気海洋部 観測整備計画課 村井博一に伺いました。


 

気象庁の「生物季節観測」とは、1953年から続く、
生き物の変化を観測して季節の移り変わりをとらえてきた記録。


梅の開花、ウグイスの鳴き声を初めて聞いたという初鳴」など
ニュースや天気予報などで、春の訪れや、秋の深まりを感じさせてくれる
生き物の変化を、
地方気象台や測候所の職員のみなさんが、毎年観測しいるんです。

そんな季節の知らせを、昨年までは 植物34種目、動物23種目を対象に
観測されてきましたが、ここ近年の環境の変化もあり、
今年から、季節の移り変わりをしっかりととらえられる植物の6種目の9つの現象に絞り込まれました。

「うめ」 「さくら」「あじさい」「すすき」「かえで」「いちょう」・・・

この植物たちの生態も少しずつ変化が現れているようで、
例えば、地球温暖化の影響により、
桜の開花が、10年あたり1日の割合でだんだん早くに。
生物季節観測を初めて約70年なので、すでに一週間程早くなっていることになります。

気象庁のHPの「生物季節観測の情報」で、1953年からの記録を見るコトができます。

今、チラホラ咲き始めている「梅」の記録をみてみると・・・
昨年の開花は、1月30日で、平年よりも5日早く咲いたようです。
これまで一番早く、横浜の「梅」が開花したのは2017年の1月17日。
逆に、一番遅く開花が観測された年は、1981年の3月3日でした。

(気象庁のサイトより)

様々な環境の変化で、気象庁の「生物季節観測」は、縮小されてしまいましたが、
環境省では2003年から「モニタリングサイト1000」として、
地域の専門家をはじめ、多くの方が長期にわたっての調査がスタート。
また、民間気象会社でも2004年から、利用者から近所の桜の状況などのリポートしてもらい
開花予想に反映させているそうです。

ぜひ、みなさんも、近所の動植物の息遣いなど、観察してみてはいかがでしょうか?
梅の開花や、ウグイスの声など、あなたからのメールでのリポートも楽しみにしています!



気象庁 生物季節観測
https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/index.html

気象庁 うめの開花日 (2020年-2021年)
https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/phn_000.html

累年表
https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/pdf/001.pdf

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