E-ne! ~good for you~ - Fm yokohama 84.7

YES! For You 今回のテーマ「プラごみ②」

毎月、第一・第二月曜日は「YES! for you」。
「Zero Carbon Yokohama」をゴールに、
SDGs未来都市 横浜から その今を、発信していきます。

今週も、
NPO法人 海の森・山の森事務局 理事長 豊田直之さんが登場!!



先週は、最近の活動や、新しいプロジェクトについてたっぷりと伺いましたが、
今日お聞きしたいのは、「子どもたち」との関わりの中で感じること、どんなことを感じられますか?
子供たちの発想力や行動力には本当に驚かされる。
何も裏付けもなく根拠がないアイデアがポンと子供たちの口から出てくるんですよ、
例えばウミガメの鼻の穴にストローがぷすっと刺さってしまった写真や動画を見た子供たちが
こんなことが起こったら絶対に嫌だからストローを使わないんだと、なので例えば、
学校の給食に出てくる牛乳のストローも子供たちは、
ストローを使わないで飲める牛乳パックを僕たちが作るんです。
なんて言って、展開図を書いてくれたり、ボール紙を切って実際にこんなモデルになるんです。
というようなものを作ったりしてくれて、
牛乳メーカーとその牛乳メーカーにパッケージを納めている会社の社員の人たちが
8人もそのクラスに来て、子供たちのプレゼンを聞いてくれたんですよ、
で、開発に着手してくれてまだ完成はしてないのですが、
でもそんな子供たちのアイデアが、世の中を動かしちゃうなんて、色々な問題が山積みなのですが、
子供たちの力を借りたら解決する方向に向くのではないかなと私は確信しました。



普段行われている小学校での環境出前講座ではどんなことをされますか?
私自身が写真家なので、リアルな映像などをテレビに映し出して、
子供たちに見せてあげられるということが一番かなと、
しかし、映像だけでは限界があるなということも感じて、
これ以上きっと現場のリアル以外に方法はないなということで、
いろいろなところから助成金を集めて子供たちをバスで現場に連れて行く。
例えば海岸に散らばった山になったプラスチックのごみを見て、
子供たちは一言、
「豊田さん僕たち1週間くらいここに泊まってこのゴミ拾います。
それくらいやらないと拾いきれない。」
と、ぽそっと言ったんです。
このままでは僕たちが大きくなった時に地球のほぼ7割が海ですが、
その海が海ではなくなっちゃうということは、地球の7割が地球でなくなってしまったら、
地球じゃないじゃん、という危機感を一人一人が心の中に刻んだのではないですかね。
それから子供たちの目の色が変わって、いろいろなことを考えたり、いろいろなことを
自分達でアクションを起こしたりということにつながってすごく頼もしかったんですよ、
実は凄いうれしい話があって、ちょうど4年生というと、年齢が10歳。
2分の1成人式というのが学校の行事であって、
体育館でみんなが集まって保護者達の前で自分の将来の夢を一人ずつ語っていくというのが
あるのですが、私と一緒にプラスチックのごみの事をやっていたあるクラス、
これは37人いたのですが、そのうちの9人が将来環境に関する仕事をしたい、
例えばひとりは環境大臣になって日本の環境をもっとしたい。
や、樹木医になって地球温暖化を何とかしていく、この植物たちを助けたい。
あとは、海に入っても魚たちや貝、海老、カニなどが影響を受けないように
自然に分解していくようなプラスチックの研究者になりたいなど、
そんな人たちが9人もいて、4分の1の子供たちが環境にという風になっていったら
これ、未来明るいんじゃないかな?と思い始めて本当に涙がちょちょぎれそうな場面もありました。



学校が再開したといっても、今学校の教室内では
きっと環境の事の出前授業はずっと後の方に回されてしまうのではないかと考えています。
でも、コロナで5月にテスト的にオンラインの環境出前授業というものをやったら、
予想以上の成果が出てきたので、また、いろいろなところで学校の壁を越えたり、
学年の壁を越えたり、いろんな子供たちが聞いている中で、一緒に取り組みながら、
またその人たちの中から希望者を募って、バスで茅ケ崎や城ケ島、
今度走水の方まで行ってみようと思っていますが、そういうところに子供たちと一緒に行って、
リアルな現場を体験してもらおうかという事を考えています。


最後に、今後の、展望は?
やはり、横浜は環境未来都市ヨコハマ、SDGs未来都市ヨコハマという名前が
ついているので、それを子供たちと一緒に作り上げていきたいと思っています。
単なるスローガンにとどまらずに、真の未来都市ヨコハマをSDGsに関しても世界の見本、
横浜を見習ってみんなでやろうぜ!みたいな、そんな横浜にしていきたいと思っていて、
子供たちの一緒の取り組みを日本のモデル、
本当に世界に先駆けてのモデルパターンにしていけたら、なんてことを考えています。
そして、日本から海洋プラスチックごみ汚染の問題が環境問題じゃなくなったよね、
という風になっていけばいいのかなと。
一つ絶対に間違えたらいけないのは、決してプラスチックというのは私たちの敵ではなく、
どうやったらプラスチックとうまく付き合いながら未来を作っていくかということであって、
今までのプラスチックに依存し過ぎていたところを上手く直しながら
プラスチックのごみを減らしていきたい。
で、必要なものはプラスチックでやらなければいけない、
でも必要のないものはプラスチック以外のものでやっていく、
そして、できれば私の今までのいろんな経験だったり、
知識もあったりいろんなことを学んできたすべてをかけて本当に子供たちと
取り組んでいきたいと思っています。




NPO法人 海の森・山の森事務局
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