E-ne! ~good for you~ - Fm yokohama 84.7

YES! For You 今回のテーマ「水資源保全②」

毎週月曜日は「YES! for you」。
「Zero Carbon Yokohama」をゴールに、
SDGs未来都市 横浜から その今を、発信していきます。

今週も、
Do(スイドゥ)!ネットワーク 事務局長 瀬口亮子さん が登場!!



先週を少し振り返ってみます。
瀬口さんから教えていただきました、水Do(スイドゥ)!の3つの柱で活動していること
1つ目、「自治体の率先行動を応援する」、
2つ目、「街のオアシスをふやそう」、
3つ目、「ペットボトル飲料に頼らないライフスタイルを広げる普及啓発活動」。
瀬口さん、やっぱり私はどんどん2つ目の、街のオアシスが増えていけばいいなと思うのですが、
水Do!的にはいかがですか?
正に私たちが今年から注力しているのが、この2つ目の「街のオアシスをふやそう」という活動なんです。
のどが渇いたときに、気軽に利用できる水飲み場ですとか、水筒に水を入れられる場所があれば、
わざわざペットボトル入りの飲み物を買う必要はなくなります。けれども日本では、現状ですと、
水飲み場より先にコンビニとか自販機の方が目についてしまって、
結局そこでペットボトル入りの飲み物を買ってしまうということがあると思います。
そこで、水Do!ネットワークでは、今年の5月に観光地に、誰もが気軽に利用できるような
水飲み場や給水機、それから無料でマイボトルに水を入れてくれるようなお店を私たちは
「給水スポット」と呼ぶことにしまして、これを増やして、それから利用を広げることで
環境負荷を減らしていこうという活動のプラットフォームをつくりました。
このプラットフォームの名前が「Refill Japan」というものなんですけれども、全国各地で活動する
市民団体ですとか、自治体さん、水道局、企業等、様々なセクターに参加していただいて、
このプラットフォーム全体で給水スポットを広げる活動を全国に、ムーブメントを広げていこうと。
今あるインフラをとにかく最大限活用するということから始めようと、考えております。




それから2つ目のステップとして、私たちここが特徴的だと思うのですが、
仮設の給水機を設置するということをお勧めしています。イベント会場や、
街中に試験的に一定期間、設置するということで、熱中症対策になりますし、
それから「ここに本当にあったらいいんだな」って多くの人に気づいてもらう。
そしてニーズがあることを確認するということで、今後常設の水飲み場の設置につなげていく、
その橋渡し役にもなるという風に考えております。

この仮設の給水機、設置したい場合はどうしたらいいのですか?
Refill Japanで実は日本で初めて水道直結式の給水機というものを導入しまして、
水道直結式ですと大人数のイベントにも対応できますので、いつでも新鮮なお水が出るということで
非常に好評で、6月に既に導入したんですけども、非常に多くの方に利用いただいて、
借りたい!という話もあるので、今借り方とかは新しくオープンするサイトに
掲載する予定になっております。





立ち上げられてから2ヶ月ちょっとというところですが、これまでどんな活動をされましたか?
まず5月29日に日比谷図書館の小ホールでキックオフイベントというものを開催しまして、
その時は全国各地で既に給水スポットを広げる活動をしている方々が集まりまして、
事例を紹介したり、それから多くのメディアの方ですとか、関心を持った企業の方も参加いただきました。
そして、直後の6月1日、2日に代々木公園で開催された環境省主催のエコライフフェア
というイベントがあるのですが、こちらで水Do!ネットワークのブースに日本で初めて
水道直結式の仮設の給水ステーションというものを設置しまして、2日間で約300人の方々が利用しました。
先ほど言われていた…、日本初導入!すごい手ごたえですね!
そうですね。手ごたえを感じたのが7月15日、16日に京都の祇園祭に
この給水ステーションを2か所設置しまして、祇園祭って本当にエコライフフェアの比じゃなくて
数十万人の人が…
世界中から来られますからね。
そうなんです。で、あれだけ大きなイベントで、しかも街中で開催しているということで、
そのインパクトは相当大きかったみたいで、割と思ったよりもマイボトルを持ってきている人もいて、
観光地だからっていうことも逆にあるのかもしれないですが、そうは言っても市民の方も
浴衣を着てお水を汲む、というような光景もたくさん見られて、「ここで水汲めるんだ!」って
いうことでかなり感動していらっしゃって、2日間で1,800人くらいが利用しまして…
6倍くらいの方が!
そうなんです。京都の市長さんもごくごく飲んでいただいて、「うまい!」と太鼓判を押していただいて。
なのでこれは今後広げていく上でのすごく大きな基盤になったかなと思っています。

まだまだウェブサイトオープンしたてということですけど、
これは何で見られるんですか?パソコンとかで?
パソコンでもスマホでも見られて、スマホでご覧いただくと最寄りの給水スポットが探せる
マップがありまして、それをご覧いただけるようになるので、まだ登録してある給水スポットは
非常に少ないのですが、ぜひお近くの給水スポットを登録するためにそれぞれの地域で
「Refill 〇〇」というのを立ち上げていただいて、このプラットフォームに
参加いただければなあと思います。お問い合わせフォームみたいなものもそのウェブサイトに
ございますので、そちらからお問い合わせいただければと思います。

最後にリスナーの皆様へメッセージをお願いします。
給水スポットを広げるということは個人にとっても、とてもメリットのあることですけれども、
結局地球にもメリットがあるということで、ウィンウィンの誰でも楽しく参加できる活動なので、
ぜひそれぞれの地域でプラットフォームに参加いただければと思います。





http://sui-do.jp


https://ja-jp.facebook.com/Suido.campaign









top