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HAND IN HAND 「走れ東北! 移動図書館プロジェクト」

2月11日。
今日で、あの東日本大震災から4年と11か月。まもなく5年を迎えます。


東日本大震災の被災地、岩手、宮城、福島で人々へ本を届ける活動をしている 
シャンティ国際ボランティア会 
「走れ東北! 移動図書館プロジェクト」


岩手、山元事務所長の古賀東彦さん
と電話を繋いでお話を伺いました。


古賀さんは、あの東日本大震災が起こった3日後、2011年3月14日の月曜日。
イーネの「エシコン」のコーナーに生出演していただきました。
2011年の6月半ばに岩手県遠野市に住まいを移したそうで、
シャンティは被災地支援のひとつの柱として、移動図書館活動を行っています。
この4年半、東北のスタッフとともに地道に仮設団地を移動図書館車で回り、
東北で過ごす冬もこれで5回目。

もともと、「いわてを走る移動図書館プロジェクト」という名前で岩手県内でスタート。
2011年7月17日に陸前高田市の仮設団地を移動図書館車・・・といっても
当時は軽トラに本棚を積んだだけのものでしたが、仮設団地におじゃましたのが最初。
以後、大船渡市、大槌町、山田町でも活動を行い、陸前高田市では図書室運営、
大槌町では図書室運営、集会所に図書を置く文庫活動なども行いました。

その後、活動地が広がり、宮城県では、2012年9月26日から山元町で、
福島県では、2012年10月20日、南相馬市で移動図書館活動をそれぞれ開始し、
今も継続しています。


図書館車のまわりで、お茶を飲んだりおしゃべりをしたりする場づくりも大切にしてきた
スタッフのみなさん。ご利用者の皆さんからは、地元出身のスタッフを中心に、
いろいろなお話をお聞かせいただくのですが、それはもう話題はさまざま。
ただ、発災から5年近くたち、仮設団地から災害公営住宅であったり、
防災集団移転であったり形はいろいろですが、新しい生活に移られる方が増えてこられ、
前に進む喜びもあれば、一方で先に待っている不安などもあり、それらをそばにいて
感じるということがあるそうです。時間があって活字を読む期間はすぎ、生活が
忙しくなってきたことからちょっとした時間に大人も読める漫画みたいのが人気だそうですよ。


岩手、宮城、福島3県でそれぞれ地元のスタッフががんばってくれているなか、
古賀さんご自身は、その中で、宮城県南東部の山元町と福島県の南相馬市での
移動図書館活動にはほぼ毎回参加しています。


利用してくださる方たちと接し、お話を聞かせていただくのが、活動の柱と
考えていますので、自分も参加することを大切にしています。
今年は、南相馬市に出されている避難指示の一部が解除される予定です。
いまそこから避難している方たちと移動図書館でお会いすることも多いわけですが、
故郷にお戻りになる方たちが少しでも健やかに暮らせるように、微力ながらお手伝いを
したいという活動も今年から始めています。


岩手事務所は、3つの市や町で、昨年末までに、図書活動を図書館であったり、
お話サークルであったり地元の方たちに引き継ぎ、いまは移行期間のようなところでも
あります。仮設団地からの引っ越しが始まっているとはいえ、まだまだ復興は先のこと、
いきなり終わらせるということはできませんでした。
また、陸前高田市では、移動図書の活動は縮小するものの、図書室の運営は続けています。
こちらは、年内は続ける予定です。宮城、福島でも、仮設団地の様子を見ながら、
利用してくださる方がおひとりでもいらっしゃるうちは続けていきたい、


と、お話してくださいました。




シャンティ国際ボランティア会 走れ!東北 移動図書館プロジェクト
http://sva.or.jp/tohoku/



本を売って被災地の移動図書館を応援しよう (BOOK OFF ONLINE)
http://www.bookoffonline.co.jp/files/guide/vehicular_library_eq2011.html#support


シャンティ国際ボランティア会
http://sva.or.jp/



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