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「GMO SONIC 2025」の仕掛けに驚き!

GMO SONIC 2025」をリポート!

 

 

2023年にスタートした「GMO SONIC」は、”和”の要素を取り入れた日本文化とエンターテインメントの融合をテーマに、日本のカルチャーを盛り込んだ演出や最新テクノロジーを駆使した仕掛けが特徴的なんです。

開催は今回3回目でSKRILLEXMARTIN GARRIXPEGGY GOU、そしてANYMAが初来日出演!さらに年末にはROSÉの出演も発表され話題になりました。日本からも、m-floMFS、川西拓実・河野純喜・與那城奨 from JO1らが出演しました。

1日目はダンスミュージックに特化、2日目はラッパー/アーティストも含めたバラエティに富んだラインナップで、ダンスミュージックを中心としながらも様々な音楽に触れて楽しめる内容。巨大なスクリーンが目立っており、レーザーの演出がすごかったそうです。また、中学生以上の未成年が入場可というのが特徴で、若いうちからこのラインナップを日本国内で見れちゃうのはいいですね!

 

番組関係者から現地のリアルなリポートを紹介!

 

1日目

GMO SONIC 2025 AFTER MOVIE DAY1

 

▫️REXY=DEXY

Nextup間違いなしの若手DJユニット。ULTRA JAPAN 2024 bopcorn のステージにも登場していた彼らですが、今回は単独セット。オープニングアクトからダブステップ全開、広く遠いステージでしたが、若いエネルギー全開で楽しんで踊りながらDJしてる2人を見てこちらまで楽しくなりました。

 

▫️ALAN SHIRAHAMA & SO-SO

音楽の好みが同じだという2人。アランくんが最近始めたSpotifyポッドキャストで第1弾ゲストとしてSO-SOくんが登場し、そこではベースやその中でも細かいジャンルで音楽の好みが一致している彼らの楽しそうなトークが展開されてます。そのポッドキャストの予習も踏まえて見に行った今回でしたが、お互いの世界観が合わさりながら、自身の楽曲が交互に展開されながらの楽しいセットで、最後には2人の新曲も。この組み合わせどうなるの?!と思ってましたが、喧嘩しない相乗効果なペアでした。

SO-SOくん初めましてのお客さんも一緒に踊れるような沢山のダンサーを引き連れた演出は、振り付け付きのSO-SOくんの楽曲のポップさがより生きる演出でした。最前に集まったアランくんファン(LDHファン)も踊って楽しむきっかけになったのでは?

また、2人の世界観が合わさる視覚的要因にもなったのが、1日目の出演者であるANYMAの映像っぽく作られた2人のロボットが映し出されるVJ演出。お見事!って感じでした。

 

▫️m-flo

まさかの出オチ。LISAを引き連れ3人でcome againからスタート。流石に最後だろうと思っていたこの曲が頭にきた+LISAさんがいることによるフロアの衝撃と歓声。VERVALさんの生ラップは口から音源、いつまでも若くてかっこいい人だなと感じました。

そして2曲目がまさかのprismXGがサンプリングしたことでも知られているこの曲が2曲目、今再評価されている2曲が頭に続いてこのあとどうなるの?!と思ったら、geT ON!So mama i'd love to catch up, ok?MINMIさん登場のlotta loveTikTokバズも起こしたHyperNova、(他数曲も挟まれてますが)とんでもない流れで上がりっぱなし。途中披露されたm-floの制作中未公開楽曲は去年から流行ってさらに人気ジャンルになってきているドラムンベース調、公開が待ちきれません。最後はボーカルご本人2人が登場したm-flo - miss you feat. melody. & 山本領平。これも途中ドラムンベース調の曲ですが、ボーカルとビートが心地良すぎて最高に踊れました。

個人的にはこの2日間の中でベストアクトです。

 

▫️HAMDI

頭の2組でベースミュージックの流れがあった上で1日目のカラーを一気に引き出したのが彼だった気がします。Grime, Dunstep, uk garage、次々と展開されるクセのあるアングラサウンドに歓声が止まない感じ。

待ってました!!ってフロアが湧くタイミングで見事にリワインド、UKスタイルを感じました。そのセットの中で3回くらいリワインドしてました。フロアの熱量もどんどん増してく感じで、モッシュも起きてました

 

▫️PEGGY GOU

HAMDIサウンドの後はより心地よく感じたこのセット。余裕さえも感じるハウスビート、踊りやすいダンサブルなサウンドでビール片手に最高の時間。個人的に聞けて嬉しかったのがJoe Hunt - Up to no good。ポップな音にBPM早めのハウスサウンドが気持ちよかったです。全体的にBPM126-135と少し早めが多かった印象で、流行りを感じました。VJのペギグッチも可愛かったです。(余談ですが、VJ素材のストックが少なかった印象。VJさん大変そうでした。)

 

▫️ANYMA

TikTok上で見ていたのを上回る映像美であることはわかっていたものの、想像以上に細かく繊細な映像で驚きました。顔が分裂するエルゴールディング、レーザー演出と合わさって口や手からビームや煙を放つアンドロイドの演出はいい意味での気持ち悪さ・アンドロイドやAIにこの世が支配されてしまうのではないかという個人の不安が煽られたり、色々な面で生で見て衝撃でした。その中でもよりその繊細さを感じたのが日本の景観を元に作られた映像演出。楽曲From Japanと共に映し出された富士山、新宿コクーンタワー、渋谷109などを含む巨大なジオラマ。空を飛ぶ電車などの近未来感ある乗り物や建造物と地上から生える植物や自然の融合。日本って国のイメージととそれらのコンセプトが合致していてすごくカッコ良かったです。日本で見れたことが大変ありがたかったですが、スクリーンがあと2倍大きいところでもう一度見たい!と思いました。

 

▫️Skrillex

アルバムリリース直後のULTRA JAPAN2023ではジブリサウンドから始まり終始キャッチーなセットでしたが、今回は攻めの姿勢をより感じたセットでした。緩急のあるダブステップ、FlowDanをはじめとしたSub Low系サウンドをメインに終始BPMは早めな印象。Where are Ü now, Bangrang, Cinemaなど欲しいところは原曲でかけてくれながらからflipremixへとその後さらに展開、BPMを変幻自在に操りながらBPM2.5周はした印象。

途中メロディックな70台ロービートを挟んで休憩を作るあたりも流石クラブDJ出身という感じがしました。しっかり彼の手の内でコロコロされながら飽きなかった100分セットでした。Jack Ü ft. 2 Chainz - Febreze原曲は個人的に湧きました。

 

 

2日目

GMO SONIC 2025 AFTER MOVIE DAY2

 

▫️DJ YUTO

HARLEMやその他多数現場でバチバチに擦りながらHIPHOP DJプレイをする彼ですが、1日目の流れもありSkrillex をはじめとしたダブステップやトラップを挟みながらHIPHOPと相性抜群のremixを多数展開。あの規模感と音響で聴ける綺麗なスクラッチとバックスピンには耳が大変喜びました。

 

▫️MFS

毎回トラックがいいMFS。あの環境で聴く打楽器ズンタカビート、ドラムンベースは体が勝手に動きます。MCは緩く少なく、パフォーマンスで魅せるスタイル。去り際も一言喋ってから振り向かずに姿勢良く歩いて去っていく姿までもHIPHOPでした。私の友人はこのあと昼ごはんにちゃんと蕎麦を食べてました。(彼女のInstagram ID my favorite soba

 

▫️WILYWNKA

MCから流れでメッチャ楽Shit、花道を歩いて前方ブロックを巻き込みました。その後にきたのが皆が待ってた変態紳士クラブ、VIGORMANを迎えてのYOKAZEはみんなでブンブン大合唱大歓喜。Our stylesのパフォーマンス中は会場が多幸感に包まれました。

 

▫️NOA

9いや10頭身あるかというイケメン、ついインスタをその場でフォローしてしまいました。もこもこのファージャケットを羽織って登場、長い手足でのパフォーマンスには目を奪われました。YGが逃した獲物は大きいぞ、、、

その後に熱いと言いながら脱いで終始滝汗を拭いながらのパフォーマンスは可愛かったです。

バックDJ・ダンサーを含むNOAチームの全てがスタイリッシュでした。このタイミングで彼が気になってチェックし始めた人も自分以外にいるはず。

 

▫️ 與那城奨・河野純喜・川西拓実 from JO1

昨年は全員で出演だったJO1、今回は3人がバックダンサーを引き連れて登場。R3HABとの楽曲 EYES ON ME、今年デビュー30周年を迎えたH Jungle With t の名曲をカバーしたWOW WOW TONIGHTで会場を盛り上げてました。なんと言っても今回のこのステージで注目の的になったのは川西拓実。3人でJO1の楽曲をパフォーマンスするので当然パートの配分は大きいがそこで彼のラップパートが目立った。BIGBANGメンバー・G-DRAGONのラップスタイルと声質にそっくりなのだ。G-DRAGONといえば昨年末日本で開催された2024 MAMA AWORD でソロパフォーマンスとBIGBANGとして3人が衝撃の集結・復活を遂げたことが記憶に新しいが、今回の川西拓実はそんなG-DRAGONへのリスペクトが感じられる衣装とパフォーマンスであった。

 

▫️R3HAB

彼のチャラいビッグルームサウンドにフロア全体がブチ上がり。未成年も入れる本イベントでは、20歳未満は席のあるスタンドでのみ鑑賞可能だったのですが、その席でもスタンディングで終始踊り続ける若者が多数いました。24歳の自分が中学時代から聴いてきたサウンドでしたが、今の未成年にもハマるのだなと世代を跨いで愛されていることに感動しました。

私の中での特にチャラいで代表曲と思っているのが R3HAB , Deorro - Flashlight、私が中学高校時代にVine, musicallyを見ていた頃の曲です。そこからTikTok世代へ、今の若者も巻き込んでフロアが縦ノリになっていた1曲でした。また、この日はMetro boominをはじめHIPHOPアーティストが多数出演した回だったため、Candy shop , Crank that をはじめとしたHIPHOPネタを多く交えていた印象。Rhythm of the night, How deep is your loveなど歌えるパートのあるremix, mashupが多かったこともあり、日本のカラオケ魂が騒ぎ立てられて本気の盛り上がりを見せてました。日本国旗と桜のVJをバックにかけたSAKURAJO13人が再度登場してのEYES ON ME、マリオネタなど、日本への愛も感じられて大変喜ばしかったです。

 

▫️Meteo Boomin

今回のGMO SONICのラインナップで、ANYMAの出演と同じかそれ以上に驚愕したのは、彼をGMO SONICがブッキングしたことです。日本にUS HIPHOPアーティストをブッキングすることは、客数やトレンド的にかなり勇気のいることであり、その中で今回ラッパーでなくプロデューサーを招致したというのがミソ且つ実現したのはすごいことだと思います。Future, Migos, 21savageをはじめとしたサウスから近年のHiphopを作り上げた張本人がかける楽曲は説得力抜群。

2曲目のBad and Boujeeでフロア完成、その後は自分の楽曲以外でもしっかり盛り上げてました。Mask off大合唱からKendrick lamar - DNA. 、そこから I got 繋ぎでMo Bamba、そこからFE!Nでモッシュ、たたみかけるようにLIKE THATで大歓声という見事なDJでした。

数曲Kanye Westの楽曲もあったのですが、Introオンリーや彼のバースに入る前に曲を変えるなどの配慮があり、なるほどという感じでした。

 

▫️ROSÉ

APT.だけ歌って変えるかと思っていたのですが、ステージ幅を広げての豪華なライブセット、しっかり6曲もライブしてくれました。toxic till the endでスタート、頭から彼女の歌声の虜に。ブロンドヘアとオーラが発光してました。最後の最後にAPT.、ステージを降りてフロア真横の通路に本人が走って飛び込んで行ってました。最前で見ていたファンは歓喜、ハイタッチのファンサもありながら何よりも楽しそうに歌う姿が印象的でした。ステージはもちろんでしたが、このあと同じく韓国を代表する女性アーティストであるPeggy GouとカラオケでWannabeを歌っている動画がInstagramにポストされていて最高でした。

 

▫️Martin Garrix

2日間を通して彼を目当てに来ていたファンの人数が1番多かった気がします。(1日目もSTMPD RCRDSTシャツを着ているファンが多数いました。)

終始大合唱のこの日のセットで特に盛り上がりを見せたのが、Martin Garrix, MESTO feat. WILHELM - Breakaway。ドロップの音に合わせたレーザー演出で大歓声が巻き起こり、本人のInstagramにもその様子が投稿されています。本人の楽曲とSTMPD RCRDSからリリースされている楽曲多数のセット、ファンにはたまらない時間だったことでしょう。

この日の新宿WARPSTMPD RCRDSからプロデューサー2名を迎えてのゲストアクトがあり、ハシゴして楽しんだファンも多数いたそうです。

 

▫️総括

この2日間でいろんなDJSwedish House Mafiaの楽曲をプレイしていたのが印象的でした。

音へのこだわりが理由で解散した彼らはやはり伝説なのだなと改めて実感した2日間でもありました。

 

Happy Birthday Call】!

只今2月の誕生日の方を募集中です!

お誕生日を迎える方へのメッセージ、またはご自身がお誕生日という方は、お名前/誕生日の日付/メッセージを添えてこちらまで!

clubland@fmyokohama.jp

お待ちしてます!!

 

応募の締め切りは。。。来週2/10()の番組終了まで。         

発表は2/24()の番組内で行います。  ~お待ちしてます。

 

 

2月のエンディング曲

avexNicky Romero主宰レーベルProtocol Recordingsが手を組み開催した、次世代DJ / アーティスト発掘・育成プログラム『#GIANTKILLERZ』の2024年度Winner楽曲。

TOYMATZが持つ繊細さを表現したかのようなエレガントなピアノ・メロディとメロウなボーカルがグルーヴィーに展開する、世界水準のハウス・トラックです!

Way You Lie by TOYMATZ

https://lnkfi.re/eSoYAkGD

 

★番組へのメッセージもこちらまで!!

アドレス clubland@fmyokohama.jp

 

 

聴き逃した方は是非radikoタイムフリーでチェックしてくださいね!

 

 

そして、番組で放送された曲のプレイリストも随時更新してます!

 

 

 

 

 

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