K's Cinema Review - Fm yokohama 84.7

【プレゼント受付終了】11/30オンエアーでご紹介した作品

地方の鉄道で働く人々の人生を描く「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』

今回の舞台は、鹿児島と熊本を結ぶ「肥薩おれんじ鉄道」。夫の突然の死をきっかけにシングルマザーとなった晶は、夫の連れ子の駿也と共に夫の故郷である鹿児島へやってきて運転士の仕事一筋で生きてきた義理の父・節夫と3人で暮らし始めます。そして晶は、亡き夫の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため鉄道の運転士を目指すことに。血のつながらない息子の母として、そして運転士になるため真っすぐに生きようとする晶の姿にこれまでの人生で見出せなかった<大切なこと>に気づいていく節夫。愛する人を亡くし一度家族を失った3人は、もう一度<家族>になれるのでしょうか…。

主演は、有村架純、國村隼など。その他、桜庭ななみ、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路、青木崇高などが出演しています。監督・脚本は、『旅立ちの島唄~十五の春~』や『バースデーカード』などの吉田康弘。

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―
11月30日(金)全国公開
©2018「かぞくいろ」製作委員会
配給:松竹


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韓国で、メディア、政治、そして時代を変えた2本のドキュメンタリー映画『共犯者たち』『スパイネーション 自白』

『共犯者たち』は、李明博政権と朴槿恵政権による約9年間にわたる言論弾圧の実態を告発する作品で、『スパイネーション/自白』は、韓国の国家情報院による〈スパイ捏造事件〉の真相を暴いた作品。監督は、どちらも、韓国の公営放送局MBC の名物ジャーナリストだったチェ・スンホ。2012 年にMBCを不当解雇された彼は、同じく放送局を解雇された記者たちと立ち上げたオルタナティブメディア“ニュース打破”で調査報道を続けながら、これら2本の映画を発表しました。

『共犯者たち』

2008 年〈アメリカ産牛肉BSE 問題〉などの報道により国民の支持を失いかけた李明博政権による メディアへの露骨な政治介入があり、公共放送局KBS と公営放送局MBCで政権に批判的な経営陣を排除、調査報道チームは解散、記者たちは非制作部門へと追われていきます。そして、政権が送り込んだ新しい経営陣は解雇や懲戒を濫発。その結果、政府発表を報じるだけの「広報機関」となった放送局は、〈セウォル号惨事〉で「全員救助」の大誤報を流すことになっていく…。一方で、不当解雇されたチェ・スンホ監督たちは、市民の支援で立ち上げた独立メディアで言論弾圧の「主犯」である大統領と、権力に迎合して韓国の報道を骨抜きにした放送業界内の「共犯者たち」をカメラの前に立たせその実態と構造とを明らかにしていく・・・

『スパイネーション/自白』

2012年ソウル市の公務員だったユ・ウソン氏が北朝鮮のスパイとして逮捕されますが、明白な証拠は彼の妹の「自白」証言だけ…。国家機関によるこの逮捕劇に疑念を抱いたチェ・スンホ監督が取材を進めていくと、国家情報院の協力者が証拠書類の捏造を暴露し自殺を図ります。その後ユ・ウソン氏氏は最高裁判所より「無罪」宣告を受ける。しかし、スパイ捏造事件はこれだけではありませんでした。映画は、40 年間途切れることなく続いてきた国家権力の中枢によるスパイ捏造の深い闇へと切り込んでいきます。

共犯者たち』『スパイネーション/自白
2018年12月1日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
©KCIJ Newstapa
配給:東風


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ディズニーがこの冬に贈る究極のプレミアム・ファンタジー『くるみ割り人形と秘密の王国』

舞台は、“花の国”、“雪の国”、“お菓子の国”、そして“第4の国”からなる誰も知らない秘密の王国。愛する母を亡くし心を閉ざしたクララは、クリスマス・イブの夜、あるパーティーに参加している最中にこの王国に迷い込んできます。そこではプリンセスと呼ばれ戸惑うクララでしたが、やがてこの世界を創り上げたのが亡き母であることを知ります。しかし、“第4の国”が反乱を起こし、王国は消滅の危機に瀕していました。「母が愛した王国を救えるのは私しかいない」と感じたクララは、心優しい“くるみ割り人形”フィリップとともに“第4の国”へと旅立つのでした…。

これまで原作やバレエを知る人の心のなかだけに存在していた「くるみ割り人形」の世界を実写化した作品です。クララ役に抜擢されたのは、17歳の美少女マッケンジー・フォイ。さらに、キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンなどの豪華キャスト陣に加え、バレエ界からもミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンという今を時めく超一流ダンサーたちの共演が実現しています。監督は、アカデミー賞ノミネート経験のあるラッセ・ハルストレムとVFXの先駆者ジョー・ジョンストンの2人が手がけています。

くるみ割り人形と秘密の王国
11月30日(金) 全国ロードショー
© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン


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ちょっぴりシニカルな大人のロマンティック・コメディ『マダムのおかしな晩餐会』

舞台は、フランス・パリ。この街に越してきた裕福なアメリカ人夫婦のアンとボブは、セレブな友人たちを招いて豪華なディナーを開こうとしますが、手違いで出席者が不吉な数である13人になってしまい、大慌てでスペイン人メイドのマリアを“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ出席させます。ところが、緊張のあまりワインを飲みすぎたマリアは、お下品なジョークを連発。しかし逆にこれが大うけしてダンディーな英国紳士から求愛されてしまうのでした。今さら正体を明かせないこの状況、アンやマリアたちの関係はどうなっていくのでしょうか…?

裕福なアメリカ人夫婦のアンとボブを演じるのは、オスカー女優・トニ・コレットとハーヴェイ・カイテル。メイドのマリアには、スペイン人女優・ロッシ・デ・パルマ。監督は、フランスの新進気鋭の女流監督、アマンダ・ステール。

マダムのおかしな晩餐会
11月30日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
© 2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM - Tous Droits Réservés
配給:キノフィルムズ




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本日のプレゼント

①『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』の劇場鑑賞券を3組6名様

②『共犯者たち』の劇場鑑賞券を3組6名様

③『くるみ割り人形と秘密の王国』の劇場鑑賞券を3組6名様

④『マダムのおかしな晩餐会』の劇場鑑賞券を2組4名様

<応募方法>

住所・氏名・年齢、そして「ご希望の賞品」を忘れずに書いて
eメールでご応募ください。

アドレス:cinema@fmyokohama.jp

締め切り:2018年12月3日(月)正午

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※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

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