K's Cinema Review - Fm yokohama 84.7

【プレゼント受付終了】8/24オンエアーでご紹介した作品

本格推理小説の巨匠・島田荘司の原作小説を完全映画化した青春ミステリー『夏、19歳の肖像』

バイク事故で脚を骨折したため夏休み期間を病院で過ごすことになった19歳の大学生カン・チャオは、退屈な入院生活のなかで、病室から見える邸宅の二階に佇む女性に一目ぼれをし、想いを寄せるようになります。ある夜、カンは、その女性が父親らしき男性と口論の末、ナイフを手に飛びかかる様子を目撃。男は倒れ、やがて隣の工事現場に現れた人影は、そこに“何か”を埋めていました。真実を確かめるためその女性に近づこうとカンが動き出したその時、カンの携帯に謎めいたメッセージが届くのでした・・・。

主演は、中国人でありながら韓国の人気ユニットEXOの元メンバーとして活動していた“タオ”ことファン・ズータオ。 事件の鍵を握るヒロインの女性に、中国で美人若手女優として大きな期待を集めるヤン・ツァイユー。監督は、台湾の俊英チャン・ロンジー。日本の小説を中国の映画界が映像化しました。

夏、19歳の肖像
8月25日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー
©2016 DESEN INTERNATIONAL MEDIA(BEIJING)CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED
配給:マクザム


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テニス史に刻まれる伝説の試合の裏側を描く感動の実話『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』

舞台は、1980年のウィンブルドン決勝戦。この決勝にコマを進めたのは、コンピューターのように冷静沈着なその立ち居振る舞いから“氷の男”と呼ばれ絶対王者として君臨していた大会4連覇中のビヨン・ボルグと、類稀なる才能を持ちながら、納得のいかない判定に怒り狂って審判に野犬の如くかみつき“悪童”とバッシングされたジョン・マッケンロー。この映画では、二人が自らの人生のすべてを注ぎ込んだ3時間55分の名勝負と、少年時代から精神と肉体を極限にまで鍛えてきた驚愕の道のりを描いています。

ボルグに扮するのは、日本でもスマッシュヒットを記録した『ストックホルムでワルツを』のスベリル・グドナソン。マッケンローには、世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の主演を務めたシャイア・ラブーフ。また、ボルグの少年時代をボルグ本人の息子のレオ・ボルグが演じています。監督は、戦場ドキュメンタリー映画『アルマジロ』で第63回カンヌ国際映画祭の批評家週間グランプリを受賞したヤヌス・メッツ。

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
8月 31日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
© AB Svensk Filmindustri 2017
配給:ギャガ


◆本日のつながりシネマ◆
『ラッシュ/プライドと友情』(2014)


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東出昌大主演で贈る、観る人の恋愛観を揺さぶる大人の恋愛映画『寝ても覚めても』

サラリーマンの亮平は、会社にコーヒーを届けに来た朝子と出会います。真っ直ぐに想いを伝える亮平に戸惑いながらも惹かれていく朝子。ふたりは仲を深めていきますが、朝子には亮平に告げられない秘密がありました・・・。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのです――。そして五年後、亮平と朝子は共に暮らしていたのですが・・・。

亮平と麦の一人二役を演じるのは東出昌大。ヒロイン朝子役には本作が本格演技デビューとなる唐田えりか。その他、瀬戸康史、山下リオ、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子などが脇を固めています。監督は、前作『ハッピーアワー』でロカルノや、ナントをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞した濱口竜介。

寝ても覚めても
9月1日(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開
©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス


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第90回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた前代未聞の法廷ドラマ『判決、ふたつの希望』

舞台は、レバノンの首都ベイルート。その一角で住宅の補修作業を行っていたパレスチナ人の現場監督ヤーセルと、 キリスト教徒のレバノン人男性トニーが、アパートのバルコニーからの水漏れをめぐって諍いを起こします。このときヤーセルがふと漏らした悪態はトニーの猛烈な怒りを買い、ヤーセルもまたトニーのタブーに触れる “ある一言”に尊厳を深く傷つけられ、ふたりの対立は法廷へ持ち込まれるのですが、この裁判は政治問題をも引き起こすのでした・・・。

監督・脚本は、クエンティン・タランティーノ監督のアシスタント・カメラマンという経歴を持つレバノン出身のジアド・ドゥエイリ。この映画は、監督実体験をもとにして作られたそうです。第74回ベネチア国際映画祭では、主演のひとりである“ヤーセル”役のカメル・エル=バシャがパレスチナ人初の男優賞を受賞しています。

判決、ふたつの希望
8/31(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開
© 2017 TESSALIT PRODUCTIONS – ROUGE INTERNATIONAL – EZEKIEL FILMS – SCOPE PICTURES – DOURI FILMS
配給:ロングライド




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本日のプレゼント

①『夏、19歳の肖像』の劇場鑑賞券を3組6名様

②『寝ても覚めても』の劇場鑑賞券を2組4名様

③『判決、ふたつの希望』の劇場鑑賞券を3名様

<応募方法>

住所・氏名・年齢、そして「ご希望の賞品」を忘れずに書いて
eメールでご応募ください。

アドレス:cinema@fmyokohama.jp

締め切り:2018年8月27日(月)正午

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※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

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