
今夜は9月3日から公開の「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」をご紹介しました。
「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」
© 2015 Les Films 13 - Davis Films - JD Prod - France 2 Cinma
恋愛映画の金字塔『男と女』から50年。
男女の心の機微を描いた作品を数多く発表している
恋愛映画の名手、クロード・ルルーシュ、
そして『ある愛の詩』のアカデミー賞作曲賞をはじめとして
世界中の音楽賞を受賞している素晴らしい作曲家フランシス・レイ、
50年という長い年月にわたってタッグを組んできたこの2人が
今回も手を組んで、大人の愛を描いているのがこの作品
「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」。フランス映画です。
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<ストーリー>
映画音楽作曲家として成功を収め、美しい恋人アリスとの
恋愛も順調なアントワーヌ。
彼は今まで自分が作曲してきた映画の主人公のように、
飄々とユーモアにあふれた人生を謳歌していました。
そんな折、彼はボリウッド版『ロミオとジュリエット』作品の
製作のためにインドを訪れます。
そして熱気あふれる大都市ニューデリーで行われた
大使館のレセプションで出会ったのが、フランス大使の妻・アンナでした。
エリートで有能な夫の愛を一身に受けるアンナは、
女性の幸せをすべて手に入れたかのような、朗らかで魅力あふれる女性。
異国の地で出会った二人は、意気投合し、惹かれ合います。
しかし、会話がすすむ中で、大使夫妻には子供がなく、
愛する夫との間に子供を授かりたいとアンナが願っていることなど、
さまざまなことがわかってきます。そしてアンナはその悩みから抜け出すため
「アンマ」という聖なる人に会いにインド南部の村まで旅に出る計画を
たてていることもわかってきます。
一方のアントワーヌは、インドに来てからひどい頭痛に悩まされ、
医者に精密検査を進められたところだったので、
気分転換としばしの休息を求めて、アンナを追って2日間の旅で出かけることを決めます。
さぁ、そこからどうなるのか・・・というお話。
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キャストは、アントワーヌ役にジャン・デュジャルダン。
2011年5月カンヌ国際映画祭でロバート・デ・ニーロより
最優秀主演男優賞を授与された『アーティスト』で、
ゴールデングローブ賞のコメディ/ミュージカル部門の最優秀男優賞と
アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
BAFTA賞(英国アカデミー賞)、インディペンデント・スピリット賞、
全米映画俳優組合賞、ロンドン批評家協会賞など、
世界中の映画賞を総なめにし、世界的な評価を得た人です。
2013年にはマーティン・スコセッシ監督『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で
アメリカ製作の映画に初出演を果たし、続いてジョージ・クルーニー監督
『ミケランジェロ・プロジェクト』にも出演しました。
アンナ役にはエルザ・ジルベルスタイン。
90年代から活躍し、数々の賞を受賞している実力派です。
アンナのだんなさま、大使の役にはクリストファー・ランバート、
アントワーヌの彼女、アリス役にはアリス・ポルがあたっています。
みどころの大きなひとつは、インドの素晴らしい風景。
インドの「アンマ」は一人一人を抱きしめる「ダルシャン」という行為で、
人々に癒しや希望、勇気を与える人です。
このアンマとの抱擁を求めて世界中の人がこの村を訪れるそうなのですが、
本当にアンマの胸に抱かれている人たちの表情がどんどん変わっていくのです。
人は誰しも許しを求め、受け入れてもらうとこんなにも穏やかな表情になるのだなと
感じました。そんな様子にもぜひ注目してください。
神奈川県内では、TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ上大岡、
都内ではBunkamuraル・シネマ、立川シネマシティで見ることができます。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
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劇場鑑賞券5組10名さまにプレゼント
9月3日から公開される「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」の劇場鑑賞券を、
5組10名さまにプレゼントします。
大人になればなるほど深みがわかる作品、
インドの美しい風景とともに大きな画面で楽しんできてください。
<応募方法>
ご希望の方は、住所・氏名・年齢のほかに
「アンヌとアントワーヌ希望」と明記してメールかファックスでご応募ください。
アドレス:cinema@fmyokohama.co.jp
FAX:045-224-1019
締切:2016年8月29日(月曜日)正午
※当選者の発表は劇場鑑賞券の発送をもってかえさせていただきます。