ちょうどいいラジオ - Fm yokohama 84.7

5月18日(水)三菱重工パワーインダストリー presents 明日にやさしく

三菱重工パワーインダストリーpresents 明日にやさしく

山や海、自然豊かな神奈川県で環境にやさしい活動をされている方々のインタビューをお届けしていきます。

今日は、磯子を拠点に、オーガニックなガーデンニングを手掛けている株式会社Q-GARDEN 代表取締役小島理恵さんをお迎えしています!

Q-GARDENでは、独自に考案した「オーガニックガーデン5か条」に基づいて、庭づくりにかかわる仕事をされています。

化学的な農薬や肥料を極力使わず、植物そのものの力を引き出す、美しいデザインのオーガニックな庭づくりです。

造園は、工事が終わればそれで終わりと考えられがちですが、お客様にとっては、その日から新たに庭のある暮らしがはじまります。

Q-GARDENでは、庭が出来上がってから3年後、5年後のことも想像しながらデザインし、一緒に育てていく気持ちで、継続的なガーデンケアも大切であると考えています。

 

Q-GARDENオーガニックガーデン5か条

◆環境への配慮

オーガニックなガーデンの基本は、「そこの環境に合った植物を植えること」。

その現場の環境を知り、適切な植栽を行います。

そして、自然環境への影響を考慮し、通常の病害虫駆除には生薬がブレンドされた薬剤を使用するなど、環境負荷を抑えています。

 

◆人や動物にも安心

一般的に病害駆除で使用される化学農薬には、健康を害する可能性のある成分が含まれていることもあります。

特に子供やペットは、成人に比べて化学物質の影響を受けやすいといわれています。

Q-GARDENでは、漢方薬の原料となる生薬ブレンドエキスや有機JAS農法認定の薬剤を使用するため、そこに暮らす人や動物にも安心です。

 

◆景観の保持

植物の病害虫駆除の基本は、「適切な剪定を行い、風通しを良くすること」

定期的に、適切な時期に樹木の剪定作業を行い、枯葉・枯枝の除去を行います。

それは、植物を健康に保つと同時に、景観を美しく保つことにもつながります。

 

◆生物多様性への寄与

健全な緑地には、虫が集い、それを目当てに鳥が集まり、小さな生態系が形成されます。

都市の中に、このようなビオトープ的な緑地を増やしていくことで、全世界的な課題である「生物多様性の保持」に寄与することも可能です。

 

◆種の保存

日本の在来品種の4種に1種が「絶滅危惧種」といわれています。

郊外の里山や草地が失われている現在、都市の緑地でその場所に合った在来種を選択し、植栽することで、「種の保存」に貢献することができます。

来週は、これまで、小島さんたちが手掛けてきたお庭や、プロジェクト、

さらに、このシーズンからおススメの家庭菜園の事なども、伺っていきたいと思います!

 

株式会社 Q-GARDEN

https://q-garden.com/

 

top