
三菱重工パワーインダストリーpresents 明日にやさしく!
山や海、自然豊かな神奈川県で環境にやさしい活動をされている方々のインタビューをお届けしていきます。
新しい生活がスタートするシーズン。
今週は、エシカルなパソコン ZERO PCについて、菊名に本社があります、ピープルポート株式会社代表取締役社長の青山明弘さんにお話を伺っています。
ピープルポートが手掛けている「エシカルなパソコンZERO PC」は、 環境負荷がもっとも少ないパソコン、環境への負荷ゼロを目指す 難民ゼロを目指す。
パソコンは、製造する過程で様々な問題が生じます。
資源から部品に加工する過程では多くのCO2が排出され、環境汚染に繋がっています。
さらに、パソコンには紛争鉱物と呼ばれるレアメタルが使われていて、その採掘はアフリカでの紛争悪化や
児童労働の温床となっています。
一方で、そのような紛争地から命を守るため、日本には毎年1万人近くの難民がやって来ます。
しかし、彼らの多くは言語や文化の壁から社会で孤立し、財政的にも苦しい状況に置かれている。
そこでピープルポートは中古パソコンを難民の手で再生させることで、資源の再利用と難民の雇用に取り組んでいます。
ZERO PCは、鉱物を採掘したアフリカの人、パソコンを組み立てたアジアの人、新品を利用した日本の人、そして、中古品を整備した難民の人と、いろんな人の手を渡って皆さんの元に届けます。
日本ではパソコンが1年間に1,728万台販売されてる一方で、処分されているパソコンは年間約300万台と言われており、製造・廃棄において環境に大きな影響を与えています。
新品のパソコンをつくるとき、実は環境にも人にも負荷がかかっています。
現代に必要不可欠なパソコンだからこそ、環境負荷を最小限に抑える取り組みが必要です。
新しいパソコン1台の製造あたり、約300kg相当のCO2を排出しています。
一方、ZERO PCは20kg未満の排出ですみ、90%以上のCO2の削減につながります。
新しいパソコン1台の製造あたり、約70,000リットルの水を使用します。
1回のお風呂を200リットルとすると、350回分の水資源が使われている計算です。
ZERO PCでは、新しいパソコンに比べ90%の水使用を抑制できます。
パソコンには、コバルトやリチウム、インジウムなどのレアメタルが使われています。
これらには紛争を助長する紛争鉱物も含まれており、採掘場所では児童労働や健康被害に苦しむ人々がいます。
ZERO PCの工場では、地球温暖化の原因であるCO2を排出しない
自然エネルギー100%のハチドリ電力を使用しています。
また、緩衝材や梱包材にプラスチックは一切使いません。リサイクル率が高く、リサイクル時に発生するCO2の少ない「ダンボールのみ」を使用しており、環境負荷の極小化に取り組んでいます。
2021年実績 1723台販売
削減できたCO2排出量…465,210kg
削減できた水の使用量…108,549,000ℓ
雇用した難民の人数…4名
この量は、33,230本の木が1年間に吸収するCO2量、および25m水泳プール201杯分の水に相当します。
また、・不要になったパソコンなどの回収も行っています。
東京23区、横浜市近郊では、ノートPC 3台から無料で一括回収いたします。
遠方の方は着払いで、無料宅配回収、データ消去も行っています。
ZERO PCの価格は、3万2780円~ハイパフォーマンスの6万5780円クラスもあります。
1週間の無料お試しサービスを行っております。
パソコン選びや、サービスについての質問などもお気軽にお問い合わせください。
詳しくは、ZERO PCのホームページをご覧ください。
ZERO PC:https://zeropc.jp/
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青山さん Twitter @akihiro_aoyama