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3月23日(水)三菱重工パワーインダストリー presents 明日にやさしく

三菱重工パワーインダストリーpresents 明日にやさしく

山や海、自然豊かな神奈川県で環境にやさしい活動をされている方々のインタビューをお届けしていきます。

今週は丹沢の自然について、NPO法人丹沢自然保護協会理事長で、国民宿舎丹沢ホームの経営者でもいらっしゃる中村道也さんにお話を伺います!

丹沢自然保護協会は、丹沢札掛を拠点に1960年に設立された、60年以上継続して活動している自然保護団体です。

丹沢自然保護協会ですが、丹沢の緑を守る「緑のコリドー活動」をされています。

沢自然保護協会では、「コリドー(緑の回廊)」を提唱しています。

動物が安心して生息し、移動できる森づくり、それが緑のコリドー、森の回廊です。

森づくり、木を植える植樹なら子供からお年寄りまで誰でも出来るということで、1993年から野生動物と人の共存を目指し、森林の再生活動に取り組んでいます。

現在、丹沢では「生物の多様性」の低下が危惧されています。

多様性低下の要因は、行政事業を含め、あまり良い事例が無い。

生活に密着する問題としては飲料水の提供。

横浜自慢の道志の水は全消費量の7%、93%は県の広域水道の恩恵。

つまり大都市で消費する水のほとんどは丹沢の水です。

多様性の低下は山に住む動植物への影響だけでなく、飲料だけを考えても、私たちの生活に直接影響を与えます。

丹沢は、いまの私達のために未来の子供達のために守るべき自然環境です。

 

主たる要因は、私たちの生活が直接、間接に影響を与える都市社会の活発化と言われています。

生活の見直しはもちろんですが、植栽活動は「私たちが出来ること」の手段の、一つであり、森林の豊かさを

改めて知る活動でもあります。

そのために「植える」事が目的ではなく、早期に樹木が育つ環境を整え、自然の回復力に任せる事を考えています。

人為的に撹乱、あるいは分断された地域を繋ぐコリドー・緑の回廊も在来種による森林再生を基本に考え実践しています。

その土地にあった樹木が復活し、生長し、森林が形成される事を期待しています。

この「緑のコリドー活動」は、だれでも参加できます!

     

中村様 「緑のコリドー・植樹活動」の今後の予定、参加方法をお願いします。      

次回は4/16に開催される予定です!

詳しくは、「丹沢自然保護協会」または「丹沢ホーム」のホームページでご確認ください。

NPO法人丹沢自然保護協会

https://www.tanzawa-shizenhogo-kyoukai.org/

 

国民宿舎 丹沢ホーム

http://www.tanzawa-home.com/

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