
三菱重工パワーインダストリーpresents 明日にやさしく!
山や海、自然豊かな神奈川県で環境にやさしい活動をされている方々のインタビューをお届けしていきます。
今月は、環境にやさしい循環型農業「アクアポニックス」を手掛ける「株式会社アクポニ」代表取締役の濱田健吾さんにお話を伺っています。
「アクアポニックス」とは、野菜と魚を一緒に育てる、人にも地球にもやさしい農法。
野菜を育てる水耕栽培と魚の養殖を掛け合わせた、次世代の循環型農業で、魚の排泄物を微生物が分解し、植物がそれを栄養として吸収し、野菜によって浄化された水が再び魚の水槽へと戻る。
生産性と環境配慮の両立ができる生産システムです。
今は自宅で簡単に「アクアポニックス」を体験できる水槽ほどの大きさのキットも開発されたり、
駐車場およそ1台分5㎡のスペースからアクアポニックスでの栽培が始められるユニット型アクアポニックス農場の他にも家庭菜園から商業施設まで、都市空間に幅広く対応できるサイズもあります。
土地の狭い都市部でも本格的なアクアポニックスの生産が可能となり、物流コストやエネルギーを削減しながら採れたての新鮮野菜を地産地消できます。
最少の「アクポニハウス5」では、栽培可能株数は、およそ660株。
駐車場およそ3台分の「アクポニハウス30」になると、栽培可能株数はおよそ2000株に。
障がい者雇用や、園芸療法のツール、さらには、SDGsや生態系について学ぶ、体験型教材用、
そして、飲食店・スーパーやホテル・キャンプ場に設置することで、集客ツールとしても利用できます。