
今日の8時台には作家の水野 敬也さんが生まれつきの病気や事故など、
様々な理由で人目を引いてしまう外見の特徴があるために、
嫌な思いをしている方たちを取材し、その実態などをまとめた本、
「顔ニモマケズ」をピックアップしました。
この「顔ニモマケズ」を、水野さんと一緒に本を作った
見た目で偏見を持ってしまう社会の価値観を変える活動をされています
NPO法人マイフェイス・マイスタイルの代表、外川浩子さんに電話で、お話を伺いました。
実際に、本の中に出てくる方々のはとにかく「見られる」。
街を歩いても、電車に乗っても、レストランで食事をしても。
この「見られる」というのが、とても辛かったそう。
ある当事者の方は、
「街を歩くときは、視線のナイフでめった刺しにされている気分」と
表現したこともあったそう。
この「顔ニモマケズ」を出版されたことで、当事者の方から、
「勇気づけられた」「登場してくれた人たちに感謝」という声があったそう。
当事者の方のご家族からも、勇気づけられた、というのが多く、
子どもを育てるのに不安がいっぱいだけど、「大変かもしれないけど、大丈夫」と
思えるようになった。との声もあったそう。