ちょうどいいラジオ - Fm yokohama 84.7

8月31日(木)「 YOKOHAMA BUSINESS EYE 」

本日は、浜銀総研

調査部の北田英治さんにお越しいただき、

お話を伺いました。

本日のテーマは『 今後の為替レートを考える上でのポイントについて 』

大統領選挙で勝ったトランプ氏が、

積極的なインフラ投資や減税を進める考え方を示したことから、

アメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差

拡大を見込んだ円売り・ドル買いが膨らみました。

選挙前には、1ドル=100円台前半で推移していたドル・円レートは、

12月下旬には一時1ドル=118円台まで円安・ドル高が進行。

 

ただ、その後は、トランプ米大統領の政策に対する期待が徐々に後退し、

さらに期待が不安へと変わる中で、

ドル・円レートは円高・ドル安気味に推移しました。

現状、日本もアメリカも景気が回復局面にあります。

ですが、日銀の金融政策を受けて、

日本の金利が超低金利に据え置かれる一方、

アメリカの金利はFRBの利上げを受けて、

緩やかなテンポで、今後も上がっていくと予想されます。

これは、根強い円売り・ドル買い要因になりますね。

 

トランプ米大統領の政策運営に対する不透明感が強く、

ドルが上昇しにくい部分はありますが、

日米の金利差の動きから判断して、

年末には今よりも円安・ドル高になっている可能性が高いと考えられるとのこと。

北田さん本日はありがとうございました!!

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