
本日は、浜銀総研
調査部の北田英治さんにお越しいただき、
お話を伺いました。
本日のテーマは『 今後の為替レートを考える上でのポイントについて 』
大統領選挙で勝ったトランプ氏が、
積極的なインフラ投資や減税を進める考え方を示したことから、
アメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差
拡大を見込んだ円売り・ドル買いが膨らみました。
選挙前には、1ドル=100円台前半で推移していたドル・円レートは、
12月下旬には一時1ドル=118円台まで円安・ドル高が進行。
ただ、その後は、トランプ米大統領の政策に対する期待が徐々に後退し、
さらに期待が不安へと変わる中で、
ドル・円レートは円高・ドル安気味に推移しました。
現状、日本もアメリカも景気が回復局面にあります。
ですが、日銀の金融政策を受けて、
日本の金利が超低金利に据え置かれる一方、
アメリカの金利はFRBの利上げを受けて、
緩やかなテンポで、今後も上がっていくと予想されます。
これは、根強い円売り・ドル買い要因になりますね。
トランプ米大統領の政策運営に対する不透明感が強く、
ドルが上昇しにくい部分はありますが、
日米の金利差の動きから判断して、
年末には今よりも円安・ドル高になっている可能性が高いと考えられるとのこと。
北田さん本日はありがとうございました!!