
経済の視点から最新のニュースをチェックする
「YOKOHAMA BUSINESS EYE」
今日は,浜銀総研 調査部の山鹿亜紀子さんにお話を伺いました!
今日のテーマは『 有機ELについて 』
まず有機ELとは何か
有機ELとは、「有機エレクトロ・ルネッサンス」の略で、有機EL素子と
呼ばれる化合物に電圧をかけると、その素子が発光する現象のことです。
世界的にはOLEDという呼ばれることが多く、LED照明が発光する
のと原理はとても近いですね。
LED照明は、白熱電球と違って熱くなりません。
それと同様に、有機ELもほとんど発熱しません!
そのため、バックライトという普通の電気で光らせる液晶よりも、
エネルギー効率が高いのが特徴です。
有機ELを使えば、液晶よりも鮮やかで、省エネで、デザイン性に
優れるスマホを作ることができます!!
しかし、有機ELも万能ではありません。
有機ELは最高輝度といって、最大限明るくなる度合いが液晶よりも
低いので、直射日光では見えにくいので、外では見えづらいかもしれませんね。
また、耐久性や寿命といった観点でも液晶には劣ってしまいます。
そしてコストも高くなりがちに・・・
ですが、このようなデメリットがあったとしても、良い画質のデザイン性に
優れるスマホが作れる事は事実です!
アップルが有機ELの採用を決めたのも、10周年モデルには、今までと
違った、より高級感のあるスマホを作りたいから!
アップルが有機ELの採用を決めたことによって、他のスマホメーカーも
どんどん有機ELを使ってくると思われます!!
山鹿さん本日はありがとうございました!!