Happy Car Life - Fm yokohama 84.7

平成、昭和のカーライフ

平成もついに来月の4月末で終わり。時代の移り変わりを感じますね。

ということで今日は、「平成、昭和のカーライフ」を振り返ってみましょう。

 

「そんなのあったねぇ〜」と懐かしさを感じながら聞いてくれたら嬉しいです。

 

  • 平成に生まれた名車

 

平成2年に誕生した、トヨタの「天才タマゴ」といえば…

そう「エスティマ」です。

独特なフォルムで鮮烈デビューしました。

現在でもそのコンセプトは変わらず、ロングセラーとなっています。

 

 

そして、平成9年に登場し、当時のテレビCMでは、

「手塚治虫さま、あなたが空想した車です」

というコピーとともに登場した車といえば…

そう、ハイブリットカー・プリウス。

 

燃費はリッター28kmと驚異的な数字で驚きました。

なお、現在の4代目となるプリウスの燃費は、リッター40.8km!

すごい進化ですね。

 

  • 暖機運転

 

もう少し時代を遡ってみましょう。

 

昭和の時代には当たり前でしたが、

今ではあまりしなくなったことの1つに「暖機運転」があります。

昔の車はエンジンが暖まっていないと、

走りたくても思うように走れないというのが

実情で、運転を始める前に、エンジンを暖めるための時間をとっていました。

 

現在は、エンジンのほとんどが電子制御されているので、

エンジンが冷えている時でも、エンジン性能をしっかりと引き出せるようになり、

「暖機運転」は基本的に不要になりました。

 

むしろ、条例によって長時間のアイドリングを禁じている自治体も

増えてきているほどなんです。

 

  • 道案内は地図

 

昭和のカーライフで当たり前だったものにもう1つ、「地図」があります。

昭和56年(1981年)に最初のカーナビが登場し、

だんだんと普及して行きましたが、

その前は地図を片手に目的地へ向かう方法しかありませんでした。

 

ドライブ地図の定番、「スーパーマップル」などを思い出す方も

いるのではないでしょうか?

 

さらに、スマートフォンが登場してからは、クルマに標準装備されていなくても、

スマホでナビが使える時代になりました。

オートックワンの調査によると、今では27%もの人がスマホのナビアプリを

カーナビ代わりに使っているそうです。

さてここで今日のクイズです。

 

 

1981年に日本で発売された世界初のカーナビ、

今では当たり前のある機能がありませんでした。それはなんでしょう?

 

1:スクリーンがなくて、音声のみの案内だった。

2:地図にカラーがなく、白黒の表示だった。

3:自車位置を把握するための、GPS衛星がなかった。

 

 

正解は・・・

 

 

3:自車位置を把握するための、GPS衛星がなかった。

 

 

 

最初のカーナビが出た1981年は、

GPSによる位置情報が入手できない時代でした。

なので、GPSの代わりに、ガスレートジャイロと呼ばれる、気体の流れを検出して

角速度を測るセンサーと、走行距離センサーによって、

クルマの移動する方向と距離を検出していました。

そして、そのデータを透明型の地図シートをセットしたブラウン管に

走行軌跡として表示していたそうです。

 

今当たり前のカーライフも、きっといつか古くなる時代が来るのでしょう。

自動運転や、空飛ぶ車、将来何が当たり前になるのかわかりませんね。

 

ということで今日は、平成、昭和のカーライフについてのお話をご紹介しました。

 

さて、番組開始当初から続いてきたこのコーナーですが、

来週で最後の放送となります。

どうぞ来週もお聴き逃しなく

 

 

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