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クルマの花粉対策

今日から2月ですね。

これから花粉の多いシーズンになりますが、花粉症対策はしていますか?

花粉はクルマにとっても悪い影響を与えてしまうので、対策が必要です。

 

  • ボディの花粉汚れ対策

 

花粉の多い時期に外に駐車をしていると、

ボディがうっすら黄色っぽくなることがあります。

実はこれが花粉汚れ。

 

すぐにまた汚れるからといって、花粉をそのままにしておくと

花粉によるシミができてしまいます。

 

特にシミができやすいのは、雨上がり。

花粉が付着した状態で雨が降り、それがそのまま乾燥すると、

花粉はペクチンという物質を排出します。

このペクチンが車のボディーにダメージを与える原因物質なのです。

放置を続けると塗装面に深いダメージを与え、

洗ってもシミが落ちないレベルになってしまいます!

 

ではそうなる前にどのような対策をしたらいいでしょうか?

 

ボディに着いた花粉は、こまめに洗車をして落としましょう。

花粉は雑巾やタオルで拭くのではなく、水で洗い流すのが基本。

 

水洗いをした後は車のシャンプーなどでしっかりと汚れを落とします。

シミができてしまわないように、いつもより早めの間隔で洗車するといいですね。

 

毎回洗車するのがめんどくさい!という人は、

花粉のピークが来る前にワックスなどを塗っておくと

簡単に花粉を洗い流すことができます。

お手頃な価格で売っている洗車ワックスシートなどでも、

十分に予防することが可能ですので、使ってみるのがオススメです。 

 

  • 車内の花粉対策

 

車内に花粉があると、花粉症の人は運転に集中できなくなってしまうので、

車の中の対策もしておきましょう。

 

・まず車に乗る前に服についた花粉を

しっかりとはたき落としてから乗りましょう。

まずは車内に花粉を持ち込まないのが1番大切です。

 

・そしてこの時期、寒いのでエアコンを使っていると思いますが、

その際は「内気循環モード」を使用しましょう。

「外気導入モード」にしていると、

外の新鮮な空気を取り込むことができるのですが、

同時に花粉も入ってきてしまいます。

 

・エアコンのフィルターなども定期的に交換していないと、

花粉などを取り除く能力が落ちていることがあります。

花粉を除去できるタイプのものにとりかえるというのもオススメです。

 

ところで、花粉症で辛いことの一つといえば「くしゃみ」ではないでしょうか?

運転中のくしゃみ、我慢するようにしていますか?

 

くしゃみをする時は無意識に力が入ったりするので、

ハンドルやブレーキなどの誤操作の可能性が高まります。

また、くしゃみをする際は目をつぶってしまうので、

見えていないまま無意識的に走ってしまいます。

 

ちなみに日本自動車連盟のJAFは、時速60キロで走っている場合、

およそ何メートル見えていないまま走っているかを公表しています。

 

さてここで今日のクイズです。

 

時速60キロで走っている時にくしゃみをした場合、

およそ何メートル目をつぶって走ってしまうとJAFは発表しているでしょうか?

 

1:3m 

2:5m 

3:8m

 

正解は・・・

3:8m

 

日本自動車連盟のJAFによると、、、

「時速60キロで車を運転中にくしゃみをした場合、

まぶたを閉じる時間を0・5秒とすると、

その間に進む距離はおよそ8メートル」と公表しています。

 

8mというと、結構長い距離を

目をつぶって走っていることになりますよね。

ということは・・・二、三回連続でくしゃみをしてしまう人は、

もっと長い間、目をつぶって走ってしまうことになります!

くしゃみだけでなく、目のかゆみによる涙で

視界がぼやけたりすることもあるので、気をつけましょう!

 

実際に、花粉症が原因による危険な事故も毎年発生しているので、

「たかが花粉症」と思わずに、花粉対策をしっかり行いたいですね。

 

ということで今日は、クルマの花粉対策についてのお話をご紹介しました。

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