11月に入って、だんだんと紅葉の季節になってきましたね。
今日は紅葉とクルマにまつわる情報をご紹介したいと思います。
秋になると、車の落ち葉対策が必要になります。
ボンネットの落ち葉は、なるべく早く取り除きましょう。
落ち葉は雨が降ると水分を含んで腐敗し、
プラスチックパーツなどにシミがついてしまうからです。
また、放置しておくとボンネットとフロントガラスの継ぎ目の隙間に入り、
エンジンルームに落ち葉が侵入してしまうこともあります。
さらに、一番厄介な落ち葉のトラブルが、
ボンネットとフロントウインドウの間にある排水口に
葉っぱが詰まってしまう場合です。
排水ができずに、雨水が室内に侵入してきてしまうこともあります。
「Aピラー」と呼ばれる、フロントウインドウの左右にある
柱の根本辺りに溜まった落ち葉は、こまめに取り除いておきましょう。
木の下などに駐車されている方は、ボディカバーなどを使って、
落ち葉を回避するといいと思います。
道路に落ちた葉っぱはスリップしやすいというのはご存知でしたか?
特に雨の日や、雨が降った後などは注意が必要で、
湿った葉っぱは、乾いた葉っぱよりもスリップしやすいのです。
積もった落ち葉の上を通過する際などは、
みだりにハンドルを切ったり、ブレーキ操作を行わずに、
ゆっくり走るようにしましょう。
万が一スリップしてしまった場合は、ハンドルを急に切ったりするのはNGです。
「落ち葉が積もった場所ではスリップする可能性がある」
ということを頭に入れておきましょう。
また、バイクなども同じくスリップする可能性があるので、
安全な車間距離で走るようにしたいですね。
さて。街路樹の落ち葉が、
意外にもスリップするということがわかったと思いますが・・・
街路樹って、どんな種類の樹木が多く植えられているか知っていますか?
今日はそんな「街路樹」にまつわるクイズを出したいと思います。
全国の街路樹になっている樹木の種類は、なにが一番多いでしょうか?
1: サクラ
2: イチョウ
3: ケヤキ
正解は・・・
2:イチョウ
国土交通省の、国土技術政策総合研究所が平成24年に行なった調査によると、
1位のイチョウはおよそ57万本。
ちなみに2位はサクラで52万本。
そして3位はケヤキでおよそ49万本でした。
イチョウが多く植えられているのは、大気汚染に強く、
丈夫な木だからという理由があります。
都市化の進んだ地域では、車の排気ガスにも強い種類の樹木が植えられます。
そのため、都会を中心にイチョウが多く植えられていて、
全国的に見ても、最も多い種となっているのです。
街路樹は、ただ景観を良くするだけでなく、CO2を吸収して酸素を放出したり、
木陰をつくって路面温度をおさえるなどといった役割もあるんですよ。
ところで、イチョウといえば横浜でも例年、
山下公園沿いの通りなど黄金色に染まったイチョウがとっても綺麗ですよね。
今年は、塩害などの影響もありますが、キレイに色づくといいですね。
ということで今日は、紅葉とクルマにまつわる情報をご紹介しました。