最近は、台風が接近しているので、なかなか天気が安定しないですよね。
そんな時に気になるのは、車のこと。
台風の日は、なるべくご自宅で待機された方がいいかと思いますが、
お仕事などで止むを得ず運転する方もいらっしゃると思います。
○もし車を運転される場合には、横からの風に注意。
車はスピードが出れば出るほど、横からの風に流されやすくなります。
特に、トンネルの出入り口や、橋の上、海岸沿いといった場所は、
大きく煽られることがあります。
煽られてしまわないように、
ハンドルをまっすぐにしてしっかりと握り、視線をまっすぐに。
そして、ゆっくりと走ることを心がけましょう。
また、台風の時は、雨の影響で視界が悪くなるので、
ヘッドライトやフォグライトをつけ、
自分の車の存在を周りにわかりやすくすることも大切です。
○台風の日は、運転の時だけでなく、駐車しているだけでもちょっと心配。
シャッター付きの車庫に駐車している場合でも、
シャッターが強風で外れてしまう恐れがあります。
飛ばされないようにするためのアイテムなどを使って、防災に備えましょう。
シャッターを風で飛ばされないようにするには、
沢田防災技研から発売されている、
「シャッターガード」がオススメです。
シャッターの端から端に突っ張り棒のような棒を架けることで、
風速50mもの強い風でも、壊れずに耐えられるようになります。
テレビ番組などでも
「絶対に飛ばされないシャッターガード」として紹介されていたり、
グッドデザイン賞なども受賞しているので、信頼度もバツグンです。
また、より安全にしたいのなら、
車庫の中に、飛ばされて危険になるものは置かないようにすると、
安心して過ごすことができると思います。
一方で、車を屋外に駐車されている方は、
できれば一時的に、屋内の貸駐車場に避難させるのをオススメします。
その際、水没の可能性のある地下駐車場は、
なるべく使用しないようにしましょう。
もし、駐車場が使えない場合は、
車のボディカバーを使って、ボディを守ってあげましょう。
○ボディカバーも種類は様々
ボディを守る能力の高さから、
"ガレージ以上のボディカバー"といわれるアイテムもあります。
イギリスの会社から発売されている「カークーン」という
アイテムなのですが・・・
さて、ここで今日のクイズです。
"ガレージ以上のボディカバー"といわれるアイテム、「カークーン」とは
どんな商品でしょうか?
1:かたい金属でできたボディカバー
2:雨の時、自動で開くボディカバー
3:空気で膨らませるボディカバー
正解は・・・
3:空気で膨らませるボディカバー
『カークーン』は、イギリスのカークーン・ストレージ・システムス社によって
開発された特殊ボディカバーで、
通常のボディカバーとは異なり、車体を空気で包むような構造になっています。
空気を密閉させているので、
台風や雨を防ぐだけでなく、火山灰や、PM2.5などの細かい粒子なども
車に付着させません。
また、フィルターを通して、カバーの内部に新鮮な空気のみを送り込み、
車の劣化の進行も防いでくれるので、
通常の車庫よりも性能がいいと言われているのです。
このカークーンは、自動車愛好家をはじめ、
F1マシンや、国立博物館の展示品などにも使われることが多いんですよ。
ということで今日は、台風対策にまつわる情報をご紹介しました。