梅雨に入ってこれからお天気が不安定なシーズンですよね。
雲が出てきたと思ったら、急に雷がゴロゴロ!
そんな時は、「車の中が安全」といった話しを聞いたことがありますか?
なぜ車の中が安全なのかというと、
雷が金属の表面からタイヤを伝って地面に抜けていくからだと言われています。
また、そもそも車は、雷が落ちにくい条件になっています。
「常に動いている」ということと、「ビルなどよりも低い位置にある」ということもあって、
落雷の可能性はかなり低いのです。
とはいえ、油断は禁物!
車に乗っている時に、注意したいポイントは、乗り降りのタイミング。
先ほどは、車の中は安全と言いましたが、
実は、金属製のドアや、シートベルトの金具などを触っていると、
車の中でも感電してしまう恐れがあるので、気を付けてください。
そのほか、ワンちゃんを車に乗せている時は、
ワンちゃんがパニックにならないようにさせることが大切です。
敏感なワンちゃんは、雷がなると騒ぎ始めるので、
運転の邪魔をしてしまうことがあります。
あまり知られていませんが、全身毛に覆われている犬は、
雷の時に静電気を感じやすくなっています。
そんな時に、ぎゅっと抱きしめてあげることができれば、
ワンちゃんの不安は和らぎますが、運転中はそうもいきませんよね。
そこで、ワンちゃんとドライブする時にオススメなアイテムが、
SKY☆DOGから発売されている
『Thunder Shirt』という犬用の服。
愛犬の体を適度な圧力で包み込むことで、雷の精神的な不安を軽減させます。
通常の犬用の服とは違って、
飼い主が抱きしめている時のような安心感を犬に与えることができます。
ドライブの際に使える、雷にまつわるアプリもあります。
日本気象株式会社からリリースされている『雷アラート: お天気ナビゲータ』という
アプリは、設定した地域の雷雲の接近レベルや、
雷の激しさを段階別で通知してくれます。
ポップアップで通知してくれるので、
信号待ちの間などちょっとした時間に確認することができて便利です。
また、モータースポーツを見にいく時に大活躍のアプリもあります。
悪天候はレースにも影響してきますよね。
モータースポーツ好きだったら、ダウンロードしておきたいアプリが、
『CIRCUIT LIVE WEATHER』です。
このアプリは、国内の主要なサーキット計6ヶ所のピンポイントの細かい天気情報が、
2分間隔で更新されていきます。
これによって、実際に走る人は、走り出す前にセッティングを合わせることができ、
また、見る人はゲリラ雷雨などにも備えることができるようになっています。
ところで、激しい雷雨によって、信号機が消灯してしまうこともあります。
警察官のいる交差点では、警察官の手信号に従いますが、
停電してしまった直後は警察官がいない場合もあります。
さて、ここで今日のクイズです。
停電時、幅の広い道路の交差点の信号機が消灯した時、
警察官がいなかった場合では、
通行の際の優先順位はどうなるでしょうか?
1:交差する右側の車線の車を優先
2:交差する左側の車線の車を優先
3:優先はない
正解は・・・
3:優先はない
神奈川県警の交通相談の方のお話によると
幹線道路など幅の広い道路の交差点で信号機が停電した場合、
どちらかが優先というルールはなく、“お互い様”ということで、
道を譲り合うようにするしかないとのこと。
また、幅の広い道路と、狭い道路との交差点では、
基本的には広い道路が優先になるそうですが、ずっと広い道路だけが通っていると、
一方で大渋滞が起きてしまうので、
やはりこういった交差点でも譲り合いの気持ちを持って運転しましょう!
ということで今日は雷の時に覚えておきたい情報をご紹介しました。