
2017年も今日を含めてあと3日!
年末年始はどうしても渋滞が発生しますよね…
高速道路を使って、帰省する方もいらっしゃると思うので、
今日は年末年始の渋滞にまつわる情報をご紹介します。
年末年始は、例年通り、長い渋滞が発生することが予想されています。
特に、年明けは渋滞が多く、その中でも1月2日が上り下りとも
ピークなんだそうですよ。
東北自動車道の上り、加須IC(かぞインターチェンジ)付近では、
1月2日の午後5時ごろにはおよそ35kmの渋滞ができると予想されています。
ところで、こういった渋滞予測ですが・・・一体誰が予測しているか知っていますか??
渋滞予測を配信しているNEXCO東日本には、
天気予報士ならぬ『渋滞予報士』という人がいて、
『渋滞予報士』の肩書きを持てる人は、数人程度しかいないんだそうですよ!
ではどうやって渋滞予測をしているかというと・・・
過去3年程度の渋滞情報をデータ化して、それを元に毎年予測。
予想はおよそ80%も的中すると言われていて、
残りの20%は事故などの影響によって外れてしまうんだそうです。
ちなみに、NEXCO東日本では「渋滞予報士による 渋滞予報&おでかけガイド」というwebページを公開していて、
各エリアごとの年末年始の渋滞予報を、渋滞予報士が動画で、解説しながら
紹介しています。
一方、最近では人工知能による渋滞情報も公開されるようになりました。
今年20周年を迎えた「東京湾アクアライン」ですが、
今月から人工知能による渋滞予報を実施しているんですよ。
docomoの携帯のネットワークから得られるデータに基づき、
夕方から夜間のアクアライン上り線の渋滞情報をお知らせしてくれるんです。
さて今日は、そんな東京湾アクアラインにまつわるクイズです。
上り線・海ほたるPA(パーキングエリア)の先、
川崎浮島JCT(かわさきうきしまジャンクション)付近に、
およそ1kmにわたって、進行方向に向かって連続的に点滅する青いLEDライトが
設置されているのですが、一体このライトはなんのためにあるのでしょう?
次の三つのうちからお選び下さい。
1:坂道における速度低下を防ぐため
2:急ブレーキを防ぐため
3:無理な車線変更を防ぐため
正解は、
1:坂道における速度低下を防ぐため
点滅する青いライトは「ペースメーカーライト」と呼ばれています。
上り坂では、自然と速度低下が起こり、渋滞が起こりやすいのですが、
それを防ぐために設けられたものです。
ではどうやって渋滞を防いでいるかというと・・・
車が進む方向に向かって、順番にLEDランプを点滅させ、
光の流れが車のスピードより少し速く動いて見えるようにする。
そうすると、ドライバーはその光の動きに引っ張られて減速しないようになるそうです。
ちなみに、2013年のアクアライン上り線での計測データでは、
渋滞発生後の平均速度は6.9km/hはやくなったそうですよ。
ということで今日は、渋滞にまつわる情報をいくつかご紹介しました。