
ここ最近、ニュースなどで、強引な割り込みや幅寄せ などを発端とした、
交通トラブルによる、痛ましい事件が相次いで報道されています。
これは、日本のみならず、世界中で問題となっており、
英語では「ロードレイジ」と言われています。
そもそも、なぜ車を運転している時に、激しい怒りが起きてしまうのでしょうか?
様々な研究がされていますが、大きくまとめると…
*車は自分が操れることのできる、いわば分身
*車はプライベートな空間なので邪魔されると気分を害す
*匿名性があり、車体に守られているので、気が大きくなりやすい
といった理由が挙げられています。
では、もし、トラブルに巻き込まれてしまった場合は…
*相手の車と距離を置くようにして下さい。
*無理矢理停車させられた時も、
走行車線ではなく、路肩などに停めるようにして下さい。
*車の外に出ることをせず、ドアをロックして、
速やかに警察に連絡し、身の安全を確保して下さい。
交通トラブルやその原因になりそうな場合に備えて、
ドライブレコーダーを装備しておくのも対策の一つだと思います。
また、後ろからの「あおり運転」に対しては、
後ろ向きのリアカメラが装備されているドライブレコーダーや、
リアカメラをオプションで追加できるものもあります。
リアカメラを購入すると、「ドライブレコーダー 後方録画中」
といったステッカーが付いているものもあり、
貼っておくと抑止効果があるかもしれません。
交通トラブルが起きてしまう原因の一つに、クラクションを鳴らされたことで、
怒りがこみ上げてしまうというケースがあります。
それは、海外でも同じです。
そこで、元NASAのエンジニアであるマーク・ロバート氏が、
クラクションによって、交通トラブルを引き起こさないための音を、
DIYで作成し、動画を公開しています。
ちなみに現時点で750万回も再生されてます!
(https://youtu.be/lv8wqnk_TsA)
その動画によると…
通常のクラクションとは別に3つのカスタマイズしたクラクションを作成。
一つ目は、「礼儀ボタン」
押すと♪ファンファン♪と高い音で、短くフレンドリーな印象の音が鳴ります。
合流の時に入れてくれたりした時に「Thank you!」みたいな感じで使えます。
他にも、信号待ちで前の車が青になったことを気づかない時などにも使えそうです。
もう一つのボタンは、「礼儀ボタン」より更に優しい音となっていて、
車に乗っていない歩行者などに対して使う音です。
例えば、商店街など歩行者が多い時などに、車が近づいていることを知らせる時や、
駐車場などから、歩道を横切って車道に出る際、歩行者に車の存在を知らせる時など、
そんな時に使うイメージです。
では、そんな優しいクラクションなのですが、
映画「スターウォーズ」のキャラクターをイメージさせる音色にしています。
それが、本日のクイズです。
元NASAのエンジニアであるマーク・ロバート氏が
カスタマイズしたクラクション、
映画「スターウォーズ」のキャラクターをイメージさせる音色とは、
次のうちどれでしょうか?
1: スターウオーズのR2-D2の声のような音
2: スターウオーズのチューバッカの鳴き声のような音
3: スターウオーズのダースベーダーの登場曲
皆さん、分りましたか?
今日の問題は、
正解は、 1、スターウオーズのR2-D2の声のような音
・チューバッカの鳴き声だったら、歩行者の方は驚いてしまう…
・ダースベーダーの登場曲は、存在を知らせるには良いかもですが、
優しくはないですし、クラクションにしては尺が長い…
・R2-D2の♪ピコピコ♪といった音ならば、
歩行者を深いに思わせることもなく使える!
なお、エンジニア・マーク・ロバート氏が開発したクラクションには、
もう一種類の音があるのですが、それは汽笛のような荒々しい音がなり、
本当に危険が迫った場合などでの使用を想定しているそうです。
…使わないことを祈ります。
ちなみに…近い将来、自動運転による車が登場することが予想されますが、
Googleは、開発を進めている自動運転に、
クラクションを状況に合わせて鳴らすことを学習させているそうで…
他の車が急に接近してくるような緊急事態には長いクラクション。
他の車がバックをしながらなど、ゆっくりと接近してくるような場合には、
軽いクラクションを2回鳴らすとのことです。
ということで今日は、多発する交通トラブルを防ぐアイテムなどをご紹介しましたが、
トラブルを起こさないためには、“余裕”が必要だと思います。
急いでいると、少々強引に合流してしまったり、
逆にそれを阻止されてイライラしてしまったり…と、
時間の余裕の無さが、トラブルを引き起こす火種になります。
トラブルに巻き込まれないためにも、事故を起こさないためにも、
時間に余裕をもった行動を心がけたいものですよね。
今日の放送内容は、FMヨコハマのHP、
番組ブログから見る事、聞く事が出来ますので、チェックしてみてください。