
今日は、最近ではあまり見かけなくなった、
ちょっと懐かしい車の装備や機能をご紹介します。
今、ご家族で車に乗られている方、お父さんお母さんなどは
「そんなのあったねぇ〜」と懐かしんだり、
お子さんたちは、「全然知らなーい」というものもあると思います。
*「フェンダーミラー」
現在ではサイドミラーといえば「ドアミラー」が主流ですが、
一昔前は、ボンネットに装着された「フェンダーミラー」が主流でした。
タクシーは今でも変わらずフェンダーミラーを装着していますよね!
「フェンダーミラー」のメリットは…
・前方にあるので、目線の移動が少なくて済む
・ドアミラーに比べて、死角が少ない
・前方にあるので、車幅感覚を掴むのに便利
などが挙げられます。
しかし、「フェンダーミラー」から「ドアミラー」に移った背景には…
デザイン面で「ドアミラー」の方が自由度が高い…
海外では「ドアミラー」が主流…など。
ちなみに「ドアミラー」ですが、
少なからず死角があることから、近い将来はミラーの替りに、
カメラとモニターで確認する「電子ドアミラー」が登場するとのこと。
国土交通省も昨年6月に生産を許可しています。
近い将来は…『「ドアミラー」ってあったね〜懐かしいねぇ〜』という日が来るかも
*手動式の窓
今や、多くの車が「パワーウィンドウ」…電動式の窓になっていますが、
「パワーウィンドウ」が登場するまでは、手動で窓の開け閉めをしていましたよね。
1980年代の車のセールスポイントに「パワーウィンドウ装備!」などもありました。
ちなみに、手動で開け閉めする時に回すあのハンドルは、
「レギュレーターハンドル」と呼ぶそうです。
*「キンコンチャイム」
1980年代後半製造の車には、スピードが100km/hを越えた時に鳴るアラームが
搭載されていました。
速度警告音として、保安上、義務付けられていたのですが、
一定の間隔で心地よい音が鳴っていたため、ドライバーが眠くなるという危険や、
日本独自の装備で、輸入車には無く、輸入の際の壁の一つになっていたため、
1986年に廃止となりました。
自動車マンガ『頭文字D(いにしゃるでぃー)』では、
主人公の乗るハチロクには必ず、
『キンコン♩キンコン♩』という音が
描かれていました。
*デジタルスピードメーター
1986年にフルモデルチェンジされた高級クーペ・ソアラに装備された
デジタルスピードメーター。
反転させたデジタル表示を、反射ガラスに投影させることによって、
奥行きのある表示がされるので、
スピードの数字がまるで宇宙空間に浮かび上がるように見えました。
さて、そんなハイテクメーターの名称が本日のクイズです。
1986年のフルモデルチェンジで装備された、
高級クーペ・ソアラに装備されたデジタルスピードメーターは
次のうちどれでしょうか?
1: エレクトリカルメーター
2: スーパーデジタルメーター
3:スペースビジョンメーター
どれでしょうか?
正解は、3:スペースビジョンメーター
当時ソアラは女の子にモテる車「デートカー」として人気がありましたが、
スペースビジョンメーターのような装備も、その人気を支えていました。
今、お聴きの方で思わず『懐かし〜!』と思われている方もいるかと。
こういった昔を振り返ってみるのも面白いですよね。
ということで今日は、ちょっと懐かしい車の機能やアイテムをご紹介しました!
今日の内容は、FMヨコハマのHP、番組ブログからも見る事、聞く事が出来ますので、
チェックしてみてください。
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