
目的地に早く着くためには、高速道路が便利ですが、
あえて一般道を走ったり、高速道の通っていない場所をドライブするのも
楽しいと思います。
そこで今日は一般道ならではの楽しみ方をご提案したいと思います。
下道ドライブの楽しみ その1 〜道の駅を楽しむ〜
全国には1000を超える道の駅があります。
その中には、ユニークな「道の駅」もあるので、関東周辺の道の駅をいくつか
ご紹介したいと思います。
*ケータリングカービレッジの揃う道の駅
群馬県の北関東自動車道 太田藪塚(おおたやぶづか)I.C(インターチェンジ)と、
伊勢崎(いせさき)I.Cの間にある、「道の駅おおた」。
一般的な道の駅は、レストランがありますが、
この「道の駅おおた」は、屋台型のケータリングカーが集います。
ラーメン、焼きそば、うどん、カレーといった定番のものから、
ブラジリアンタウンで知られる大田市ということで、
本場ブラジル料理まで揃います。
*広大な敷地の道の駅
「道の駅」というと、駐車場があって…トイレがあって…
物産販売所やレストランなどがある…そんなイメージですが…
栃木県の東北自動車道・宇都宮I.Cと、
日光宇都宮道路・徳次郎(とくじろう)I.C の間にある、
「道の駅宇都宮ろまんちっく村」の広さは、東京ドーム10個分!!
46ヘクタールの広大な敷地には、
農産物直売所や地物の食材が楽しめる飲食店だけでなく、
体験農場や森遊び、ドッグラン、温泉やプールに宿泊施設がある、
滞在体験型ファームパークとなっています。
*全国から発酵食品を集めた道の駅
千葉県の首都圏中央連絡自動車道・稲敷東(いなしきひがし)I.Cと
神崎(こうざき)I.Cの間にある「道の駅発酵の里こうざき」。
昔から酒、味噌、醤油づくりが盛んだった神崎町(こうざきまち)に誕生した
全国初の「発酵」をテーマとした道の駅。
地元をはじめ全国の発酵食品を取り揃えた「発酵市場」や、
発酵食品を扱ったカフェ&レストランがあり、発酵食品好きにはたまらない道の駅。
下道のドライブの楽しみ その2 〜交差点を楽しむ〜
一般道を通っていると、面白い名前の交差点に遭遇することがあります。
全国各地には、こんな変わった名前の交差点があります。
*「出口」という名前の交差点
福島県いわき市にある、交差点。
*交差点名に星マークがついた交差点「キラリ☆ふじみ」交差点
埼玉県富士見市にある交差点。
交差点の目の前にある文化会館が星マークの入った「キラリ☆ふじみ」
ということから、交差点名にも☆マークが入ったとのことです。
*南蛇井(なんじゃい)という名前の交差点。
群馬県富岡市にある交差点。
響きだけ聞くと、それこそ『なんじゃい!』と思ってしまいますが、
漢字では、南の蛇の井戸の井と書きます。
ちなみに、近くに鉄道の駅もあり、その名前も「南蛇井(なんじゃい)駅」
*「分れ道」という名前の交差点
神奈川県伊勢原市にある交差点。
その名の通り、県道64号と県道63号の分岐点のために分れ道となっています。
他にも、全国には様々な面白い交差点名があるので、
一般道を通った際は、その土地土地の名前の交差点をチェックしてみるのも
良いかもですね。
下道のドライブの楽しみ その3 〜変わった「交通案内標識」を楽しむ〜
動物の飛び出しを注意喚起する標識。
描かれている動物で一般的なのは…
タヌキや鹿ですが、日光ではサルが描かれているように、
地域ごとに、特色のある動物が描かれています。
他には…
・岩手県などでは…熊
・北海道では…キツネ
・沖縄では…カニ
では、今日は「交通案内標識」にまつわるクイズを出題してみたいと思います。
北海道の稚内の交通案内標識は、他とはちょっと変わった特徴があります。
それは次のうちどれでしょうか?
1:ロシア語が併記されている
2:アイヌ語も併記されている
3:通常は白い文字で書かれているが、雪でも見やすいように黄色い文字になっている
どれでしょうか?
正解は、1:ロシア語が併記されている
稚内からサハリン航路も開設され、ロシア人も多く訪れる稚内。
そこで、市内ではロシア語の案内が表記されているとのことです。
ということで今日は、様々な下道ドライブの楽しみ方をご紹介しました!