Happy Car Life - Fm yokohama 84.7

これからの雨の季節の備え

梅雨入り間近。

今日は、これからの雨の季節の備えを、ご紹介したいと思います。

 

まずは、ワイパー。

皆さんのワイパー、拭きむらや、にじみ、

そして拭いた時にビリビリと音がなったりしていませんか~

ゴム製品であるワイパーの寿命は、1年と言われていますが、

皆さんのワイパー、いつ交換しましたか?

視界の悪さは、安全に重大な影響を及ぼしますので、

1年以上経っている場合は、この梅雨の前に、交換しておくと良いと思います。

その際に注意をしなければならないのが、フロントガラスに、

撥水コーティング剤を塗っている人は、

コーティング専用のワイパーに交換して下さい。

専用ワイパーにすることで、コーティングが長持ちしますし、

ビリビリと音がすることも減ります。

また、忘れがちなのが、リアウィンドウのワイパーです。

フロントに比べて使う頻度は少ないかもしれませんが、

駐車する際などに、よく見えなかったからぶつけてしまった…

そんな事が起きないように、交換しておきましょう。

 

続いて、サイドミラー。

サイドミラーも視界不良では、危険です。

ただ、サイドミラーには、ワイパーもありません。 

そのため水滴でサイドミラーが見にくくなっていませんか?

解決するためには、コーティング剤を塗っている方もいるかもしれませんが

サイドミラーのコーティング剤は、大きく分けて2種類あります。

一種類は…「撥水性」のもの。簡単に言うと、水をはじくもの。

もう1種類は、「親水性」のもので、水をまんべんなく浸透させることにより、

乱反射を防ぎ、見やすくするというものです。

どちらが良いかは、お好み次第になってきますので、

説明書などをよく読んで購入してみて下さい。

 

そして、雨の対策として重要なのが…タイヤ

タイヤの溝は、路面の水を排出する役割があり、

路面の水をかき出してくれています。

ただ、溝が浅くなるにつれ、排出する量も減り、

排出する限度を超えると、タイヤと路面の間に水の膜ができ、

とっても恐ろしい現象「ハイドロプレーニング現象」が起きます。

この現象が起きると、ハンドルやブレーキのコントロールが効かなくなり、

スケートリンクの上を、車で走っているかのような状態になります。

主にスピードを出している時に起きるので、

冷や汗が出るのを越えて、心臓が止まりそうになるぐらい怖いとのことです。

そうならないためにも、タイヤの溝は重要です。

では、そんなタイヤの溝に関する問題です。

 

 

一般の新品タイヤの溝は、8mm程の深さがありますが、

使用するうちに摩耗して減ってきます。

では、溝がどのくらいの浅さになったら、交換が必要でしょうか?

①0.8mm未満

②1.6mm未満

③3.2mm未満

 

正解は…②1.6mm未満

 

でも、どうやって1.6mm未満になっているかをチェックすれば良いのでしょうか?

実は、タイヤには、溝が1.6mmになったかどうかを知るためのマークがあります。

それが「スリップサイン」と言います。

タイヤには、メインとなる大きな溝が数本入っています。

その溝の一部に、盛り上がっている箇所があります。

4〜9箇所あるので、見てみるとすぐに分かるとそうです。

新品の状態では、溝の中に隠れていますが、摩耗して溝の深さが1.6mmになると、

盛り上がっている部分と溝の高さが同じになります。

そうなると、タイヤは使用不可になり“即交換”が必要となります。

スリップサインが出ていないか、ご自身の車のタイヤをチェックしてみて下さい。

もし出ていたら、危険ですので交換して下さい。

また、スリップサインが出るまで溝が減っていないくても、

スリップサインまでもう少しであれば、交換することをおすすめします。

というのも、溝の深さが残り4mm程度になると、

ブレーキを踏んだ時に止まる距離…制動距離が長くなります。

ですので、これから雨が多くなる前に、ディーラーやカー用品店で点検をして、

4mmより浅くなっているようであれば、交換を検討したり、

スタッフの方と相談してみてはいかがでしょうか?

ということで今日は、

これからの梅雨の時期の対策をご紹介しました。

0602_carlife_edit.mp3をダウンロード

top