Happy Car Life - Fm yokohama 84.7

車の静電気対策

寒いこの時期、車に乗ろうとする度に、私の心を傷つけるアレ…

それは…静電気。

車に乗ろうとしてドアノブを触ればバチっ!

車から下りてドアを閉めようとするとバチっ!

本当に嫌ですよね。

 

そもそも、なぜ静電気は、あのようにバチっとなるのでしょうか?

簡単にご説明しますと…静電気は摩擦によって発生します。

特にこの時期は、ナイロンやアクリルなどの合成繊維、

毛糸のセーターなどが摩擦することで、静電気が発生し、帯電しやすくなっています。

そして、体内に溜まった静電気が、ドアノブなどの金属に触れた瞬間、

身体から金属へと流れるため、バチっという衝撃が走ります。

湿度が高い季節なら、静電気は自然に空気中に放電されるのですが、

空気の乾燥した冬場では、発生した静電気は空気中にも放電されず、

体に溜まっていくとのことです。

 

では、どうやって放電させればいいのでしょうか?

様々なタイプの静電気防止グッズが販売されています。

例えば、キーホルダー型の静電気防止グッズ。

キーホルダーの先で、ドアノブに触れることで、体内の電気を逃してくれるので、

バチっとこなくなります。

もし、キーホルダーがない場合は、車のキーの先端をドアノブに付けることで、

静電気が流れるので、触れてバチっとなる危険度が下がります。 

他には、車のドアノブに貼り付けるタイプの静電気軽減シートなどもあります。

車に乗っていると、シートと服が擦れることで、静電気が発生してしまいます。

そのため、車を降りる時に、ドアノブを触ったら、バチっとなります。

それを防ぐためのグッズとして、身体に溜まった静電気を放出してくれ、

帯電を少なくしてくれるクッションがあります。

また、衣類用の静電気防止スプレーを、車のシートにかけても効果があるようです。

 

こういった静電気グッズが何もない!

キーは運転する人が持っているが、助手席に座る私は持っていない。

そんな時はどうするのが良いでしょうか?

甘んじて、あの刺激を受け入れるしか方法はないのでしょうか…

方法をご紹介しましょう。

それが今日のクイズです。

 

車に乗る時、ドアノブを触れてもバチッとこないのは、次のうちどれでしょうか?

①ドアノブに触れる瞬間に片足を上げる

②小指でドアノブにそっと触れる

③地面を手で触れてからドアノブを触る。

さてどれでしょうか?

 

正解は…

③地面を手で触れてからドアノブを触る。

 

地面に触れる金属のドアノブは電気を通しやすいので、

指先から金属へ電気が一気に流れ、バチっとなりますが、

コンクリートやアスファルトなどは電気が金属に比べて緩やかに流れるので、

バチっとはせずに、身体に溜まった電気を逃してくれることができます。

ただ、身体に溜まっている電気の量によっては、少しバチっとなることもあります。

なら、地面ではなく窓ガラスに触れれば良いのでは?

と思う方もいるかと思いますが、ガラスは電気を通さないので、

体内の電気は逃げてくれません。

その他の方法を挙げるとしたら、手を濡らしたり、濡れたハンカチで触るといった方法や、

手のひらで思いっきり触れるといった方法でも、バチっとくる確立が減るとか。

また、女性なら素敵な男性にドアを明けてもらうとか?

大金持ちになって運転手を雇うという方法もある??

 

静電気グッズを用意するも良し、地面を触ってから乗るもよし。

静電気対策を万全にして、バチっという攻撃に遭わないようにしましょう!

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