
寒いこの時期、車に乗ろうとする度に、私の心を傷つけるアレ…
それは…静電気。
車に乗ろうとしてドアノブを触ればバチっ!
車から下りてドアを閉めようとするとバチっ!
本当に嫌ですよね。
そもそも、なぜ静電気は、あのようにバチっとなるのでしょうか?
簡単にご説明しますと…静電気は摩擦によって発生します。
特にこの時期は、ナイロンやアクリルなどの合成繊維、
毛糸のセーターなどが摩擦することで、静電気が発生し、帯電しやすくなっています。
そして、体内に溜まった静電気が、ドアノブなどの金属に触れた瞬間、
身体から金属へと流れるため、バチっという衝撃が走ります。
湿度が高い季節なら、静電気は自然に空気中に放電されるのですが、
空気の乾燥した冬場では、発生した静電気は空気中にも放電されず、
体に溜まっていくとのことです。
では、どうやって放電させればいいのでしょうか?
様々なタイプの静電気防止グッズが販売されています。
例えば、キーホルダー型の静電気防止グッズ。
キーホルダーの先で、ドアノブに触れることで、体内の電気を逃してくれるので、
バチっとこなくなります。
もし、キーホルダーがない場合は、車のキーの先端をドアノブに付けることで、
静電気が流れるので、触れてバチっとなる危険度が下がります。
他には、車のドアノブに貼り付けるタイプの静電気軽減シートなどもあります。
車に乗っていると、シートと服が擦れることで、静電気が発生してしまいます。
そのため、車を降りる時に、ドアノブを触ったら、バチっとなります。
それを防ぐためのグッズとして、身体に溜まった静電気を放出してくれ、
帯電を少なくしてくれるクッションがあります。
また、衣類用の静電気防止スプレーを、車のシートにかけても効果があるようです。
こういった静電気グッズが何もない!
キーは運転する人が持っているが、助手席に座る私は持っていない。
そんな時はどうするのが良いでしょうか?
甘んじて、あの刺激を受け入れるしか方法はないのでしょうか…
方法をご紹介しましょう。
それが今日のクイズです。
車に乗る時、ドアノブを触れてもバチッとこないのは、次のうちどれでしょうか?
①ドアノブに触れる瞬間に片足を上げる
②小指でドアノブにそっと触れる
③地面を手で触れてからドアノブを触る。
さてどれでしょうか?
正解は…
③地面を手で触れてからドアノブを触る。
地面に触れる金属のドアノブは電気を通しやすいので、
指先から金属へ電気が一気に流れ、バチっとなりますが、
コンクリートやアスファルトなどは電気が金属に比べて緩やかに流れるので、
バチっとはせずに、身体に溜まった電気を逃してくれることができます。
ただ、身体に溜まっている電気の量によっては、少しバチっとなることもあります。
なら、地面ではなく窓ガラスに触れれば良いのでは?
と思う方もいるかと思いますが、ガラスは電気を通さないので、
体内の電気は逃げてくれません。
その他の方法を挙げるとしたら、手を濡らしたり、濡れたハンカチで触るといった方法や、
手のひらで思いっきり触れるといった方法でも、バチっとくる確立が減るとか。
また、女性なら素敵な男性にドアを明けてもらうとか?
大金持ちになって運転手を雇うという方法もある??
静電気グッズを用意するも良し、地面を触ってから乗るもよし。
静電気対策を万全にして、バチっという攻撃に遭わないようにしましょう!