Happy Car Life - Fm yokohama 84.7

車の色にまつわるお話

今日は車の色にまつわるお話です。

車を購入する時、どんな基準で色を選びますか?

 ・汚れが目立たない

 ・売る時の査定額が高い

 ・自分の個性を表している

などなど、色選びは重要ですが、

世界で最も人気のボディーカラーは何色だと思いますか?

 

自動車用塗料の世界的メーカー「アクサルタ コーティング システムズ」の

「自動車人気色調査報告書」の2016年版によると、

世界で最も人気のある色は…「ホワイト」で、全体の35%を占めているとのことです。

次いで「ブラック」が18%、「シルバー」13%、「グレー」10%、「レッド」7%

となっています。

なお、地域別の特徴としては…

北米は、レッドの人気が世界中で最も高く、11%がレッドということです。

ヨーロッパでは、中型車と大型車でブラックの人気が高く、市場の21%を占めています。

スポーティーなブルーも注目を浴びているとのことです。

アジアでは、インドのみシルバーがトップで他はホワイトがトップです。

なお、日本では、ソリッドホワイトよりもパールホワイトの方が人気が高いという、

他国にない特徴がみられているそうです。

 

では、これからはどんな車の色がトレンドになってくるのでしょうか?

自動車向け塗料を扱う化学メーカーBASF(ビーエーエスエフ)は毎年、

人々の暮らしや社会・経済状況などから

「次に必要とされる自動車のカラー」の行方を占い、

2~3年先の自動車のカラートレンド予測を発表しています。

自動車は設計・開発から発売までに3~5年という長い期間を要するため、

このような「トレンド予測」が必要になってくるということです。

今年発表されたカラートレンド予測のテーマは、

「パララックス」(多面的な視点)でした。

パララックスとは、1つのモノを2つの異なる視点から見たときの、

見え方の違いのことで、現代社会のバーチャルな世界の魅力と、

リアルな現実世界での自己表現への憧れを表現しています。

具体的には、人工的なメタリックカラー がトレンドになってきているとのことです。

 

では、ここで本日のクイズです。

そんなBASFが発表した、地域別のカラートレンド予測。

日本においては、“一億総活躍社会”と謳われるように、既存の枠組みを超えて、

新たな価値観や、ライフスタイルが出現する時代を代表するカラーが、

ますます注目されると言います。

そんな“新たな価値観”や“ライフスタイル”を表す色として発表されたのは

次のうちどれでしょうか?

①: ダークブラウン

②: ブルーグリーン

③: ピンクゴールド

 “新たな価値観”“ライフスタイル”を表す色はどれ?

正解は… ②: ブルーグリーン

「ブルーグリーン」は、90年代半ばに世界の自動車市場を席巻した色ということですが、

時代やトレンドとともにブルーグリーンが回帰しているそうなんです。

また、「ブルーグリーン」は電気自動車や環境へ配慮したイメージもありますよね。

ということで今日は、車のカラーにまつわるお話でした。

top