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安全性を高めるアイテム

今日は、安全性を高めるアイテムをご紹介したいと思います。

ブレーキだと思ってアクセルを強く踏んでしまったことによる事故のニュースを

耳にしたことがあります。

交通事故分析センターの情報によりますと

アクセルとブレーキペダルの踏み間違えによる事故は

年間6000〜7000件発生しているといいます。

その特徴として、75歳以上の高齢者が他の年齢層の2から5倍と

高い割合となっているとのこと。

発生場所は「サービスエリア」や「店舗の駐車場」といった道路以外が高く、

高齢者では「後退時」の事故割合も高いのが特徴だそうです。

 

そもそもなぜ、このような事故が起きるのでしょうか?

ブレーキとアクセルを踏み間違えるという運転操作の誤りの要因は、

主に3つあると言われています。

1つは、パニックによるもの。

ブレーキを踏んだつもりなのに、クルマが前進してしまい、

パニック状態になり、正しい操作が出来なくなったことで起こります。

踏み間違えたことで、ドライバーには考える余裕がなくなり、

「ブレーキを踏んだのに加速した!」とさらにアクセルを踏み込みます。

ニュースではクルマが店舗の奥深くまで突っ込んでいる様子がよく報じられますが、

クルマが障害物で動けなくなるまでアクセルを踏み込んだためと考えられます。

 

2つ目は…運転姿勢の問題

バックの時に起こる現象で、バックで駐車をする際に身体をねじると、

運転姿勢が崩れて足元の位置認識が低くなり、

それがブレーキとアクセルを踏み間違えてしまう要因となります。

 

3つ目は…クルマのペダル構造

アクセルもブレーキも、同じく「踏む」という動作で

「進む」と「止まる」を操作しますが、ほぼ並列に取り付けられているため、

踏み間違え事故の要因の1つと言われています。

踏み間違いを防ぐための策として、

「ワンペダル」という、アクセルとブレーキが一体化したペダルがあります。

『ペダルを一つにしたら余計、踏み間違うのでは?』

『そもそも、一つのペダルでどうやって、アクセルとブレーキの操作を行うの?』

と思いますよね。

簡単にご説明しますと、

踏み込むことで従来通りブレーキがかかります。

アクセルは、踏み込むのではなく、足を横にズラすことで、クルマが前進します。

足の側面で操作するような感じです。

ペダルは一つでも、足の動作は異なるので、踏み間違いをすることがなくなるということです。

ちなみに、アクセルを操作している状態…

つまり足を右にズラしている状態でも、ペダルを踏めば、ブレーキがかかります。

こちらは、今あるペダルを利用して取り付けることができるそうです。

気になる方は、「ワンペダル」のオフィシャルホームページをご覧下さい。

このコーナーのブログにリンクを貼っておきますので、

そこから詳細をチェックしてみて下さい。

 

踏み間違いの他に、脇見運転による事故も多く発生しています。

最近では、スマホを操作していたことによる脇見運転事故のニュースも聞きます。

このような脇見運転事故の防止対策として、

カー用品メーカーのユピテルから発売されている、

ドライバーに前を見るように注意を喚起をするアイテムがあります。

フロントウィンドウに装着したカメラが、前方の車両を検知し、

衝突の危険などがあると、音声とブザー音で警告してくれるというものです。

それではここでクイズです。

ユピテルから発売されている、わき見防止アイテムの名前は次のうちどれ?

①「ワキダメ」

②「マエミテ」

③「ヨコミルナ」

ヒントとしては、以前このコーナーでも紹介した、

同じユピテルから発売されている、居眠り防止機能アイテムの名前は、

「オキテ」でした。

 

正解は…②「マエミテ」

 

ちなみに、前のクルマとの接近だけでなく、信号待ちで、前のクルマが発進しているのに、

わき見などをしていて、発進が遅れた時にも、同様に警告してくれるというアイテムです。

価格はオープン価格ですが、1万7000円前後で販売されているとのことです。

ということで今日は、事故防止、安全向上のためのアイテムをご紹介しました。

 

ワンペダル

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