
★皆さんは、「ハイドロプレーニング現象」って、聞いたこと、ありますか?
「路上が、雨で濡れているときに、 ハンドル操作も
ブレーキも利かなくなる」現象なんです。
高速道路など速度が速い時に起きやすい。怖いですねー
◎では、なぜ、「ハイドロプレーニング現象」が、起きるんでしょうか?
雨の日など、路面に雨水がたまっているとき、
タイヤは、溝によって排水して、路面に接地しています。
でも、速度が上がりすぎると、臨界点を超えると、 溝による排水が追いつかなくなり、
この「ハイドロプレーニング現象」が起こります。 するとどうなるのか…
タイヤと路面との間に、 水による膜が形成されてしまい、
タイヤが水の上に「乗った」状態になります。
スケートリンクのようなつるつるの状態です。 しかも、速いスピードで走行しています。危ないですね。
では、もし「ハイドロプレーニング現象」が起きたら、 どうしたら良いのでしょうか?
実は、打つ手は…ないんです。
ただ、路面とタイヤが接地し、グリップが回復するのを待つしかないのです。
では、今日は、さっそくここでクイズです。
Q.この「ハイドロプレーニング現象」を起こさないために、 できることは、なんでしょうか?
答えは、3つあります。
その①…「スピードを出さない!」
その②…「タイヤの溝に気をつけよう!」
その③…「タイヤの空気圧をチェック!」
★今日は… 雨の日に起きる怖い現象「ハイドロプレーニング現象」と
その対策をご紹介しましたー。