いかにチャンスオペレーションを起こすか、みたいな”


6月11日放送の「キイテル ちょめラジ」(DJ安齋肇/山本圭祐・毎週水曜日26:30~27:00)には、前週に続き、テイ・トウワさんが現代美術作家、谷田一郎さんとともに登場。今年の3月にリリースした還暦アルバム「AH!!」の制作秘話をお話しいただきました。

ベースはやっぱり2025年の細野晴臣さんだろうって思って


安齋:「これはどういう作り方したんですか?ゲストの人たちとは。」

テイ・トウワ:「最近は結構打ち込みというか、自分1人で作ることが増えちゃって、1人で終わっちゃう曲も結構あるんですけれども、ちょっと中国語が欲しいなと思った時中国語だれできるかな、とか」

安齋:「神様(細野晴臣さん)はどういう感じでレコーディングすることになったんですか?」

テイ・トウワ:「幸宏さん(高橋幸宏さん)に、ドラムを叩いてもらったて、当時は、外の高いスタジオでとった音を家に持って帰って編集とかするんですけど、データがクラッシュしちゃって。最近になって、磁気テープにとったものをデータにしたら、幸宏さんのドラムが現れて。ちゃんとキックドラムとスネアドラム、タムとか、シンバルとか分かれてあったんで、もう一回今の気分で作ろうと思って、ベースはやっぱり2025年の細野さんだろう、神様だろうって思って。」

こうして、高橋幸宏さんと細野晴臣さんとつくりあげた曲が「THE PROPHET」なんだそう。

いかにチャンオペを起こすか、みたいな


テイ・トウワ:「消えちゃった幸宏さんのドラムが現れたり、同じ時期に見てもらった占いのおばちゃんのカセットが今の技術でクリーンになったりとか、そういうことが時空を超えてぴったしあったりすることってやっぱりゾワっとするじゃないですか。夜中の2時とか、なんか落ちてきたりするとか、そういうのね(笑)」

安藤・山本:「怖い(笑)」

テイ・トウワ:「それを近年だと“チャンオペ”って呼んでるんですけど。チャンスオペレーション。いかにチャンオペを起こすか、みたいな。」

2週にわたってゲストとして登場してくださったテイ・トウワさん。

「ちょめラジ」は全編ポッドキャストで配信中。ぜひチェックしてみてください。


番組情報

ちょめラジアートワーク
ちょめラジ

「ポッドキャストと連動した番組「キイテル」。水曜はイラストレーター、アートディレクターの安齋肇と俳優の山本圭祐がラジオをちょめちょめするプログラム、「ちょめラジ」。