Voice Media Talk “ルーツレゲエやダブは、自分を明るく保ちたいときに聴くエネルギーの源泉であり、焚き火の薪のようなもの”


624日、音楽コンシェルジュのふくりゅう氏がDJを務める『Voice Media Talk』(FMヨコハマ・毎週火曜日25:30~26:00)がオンエア。

 

Voice Media Talk』では毎週異なる音楽ジャンルを独自の観点から紹介。DJを務める音楽コンシェルジュのふくりゅうやゲストとして登場するアーティスト、音楽に携わるプロフェッショナルたちの感性と言葉、選曲から新たな音楽やアーティスト、ジャンルを知ることができます!

 

 

今週のゲストは、THE BERSERKERS ギター、ボーカル担当のナパポーン。THE BERSERKERS2020年、新型コロナウイルス禍、大学のサークル仲間たちで仮想的に結成した総勢11人に及ぶバンド。

 

グラミーのニュースに取り扱われたそうなんですけど

 

ふくりゅう: 「サウンド的にはルーツレゲエ、ダブミュージックを基軸としながら、さらに幅の広いポップミュージックのセンスを持たれていて、めっちゃかっこいいなと思いつつ。」

 

ふくりゅう: 「ちなみに、このTHE BERSERKERS、先日海外のグラミーのニュースに取り扱われたそうなんですけど、これすごいことだと思うんですけど、一体どういうことなんですか?」

 

ナパポーン: 「先ほどご紹介いただいたジャンルの中にルーツレゲエというものがありましたが、そのルーツレゲエについて日本の東京で、実際に演奏しているバンドの1つの例として取り上げていただきました。」

 

モータウンやブルースに安らぎを感じるな、と。“

 

ふくりゅう: 「ちなみに、ナパポーンさんは、レゲエダブのジャンルのTHE BERSERKERSっていう感じではあるんですが、THE BERSERKERS、レゲエダブだけじゃなくて、ちょっと幅広い音楽性も感じられるんですが、どんな音楽がナパポーンさんお好きだったりするんですか?」

 

ナパポーン: 「私は、音楽自体を聴き始めたのは、スティービーワンダー、ああいったオールディーなRBだったり、そこが始まりだったりするので、けっこう音楽の嗜好としては、モータウンだったりだとかブルースだったりだとか、そういったものにすごく安らぎみたいなものを感じるなと自認してます。」

 

メンバーが多いバンドですが、日常的にルーツレゲエをよく聴くメンバーは2人くらいとのこと。それ以外のメンバーはオーケストラの演奏をレコードで聴くのが趣味、ゲーム音楽、菅野よう子さんを好きだと公言するメンバーなど、括り出したらキリがないような編成なのだそう。

 

ルーツレゲエやダブは、自分を明るく保ちたいときに聴くエネルギーの源泉であり、焚き火の薪のようなもの“

 

ふくりゅう: 「そんな中、THE BERSERKERSのルーツレゲエやダブ要素の面白さって必ずあるし、耳を引く要素だと思うんですけど、ナポポーンさんにとってルーツレゲエやダブとかってどんな存在だったりするんですか?」

 

ナパポーン: 「大学から始めたので、その時の気持ちのままで言いますと、自分を明るく保ちたいときに聴くエネルギーの源泉みたいなものだなと思うのが1つ、あともうひとつが自分の中の本当に小さくってもいいからレベルソウルみたいなものを保つための焚き火の薪のような、やっぱり足りていない時には足りていないって思うし、逆に悪くも良くもあるんですけれども、足りている時には異常に足りているなと感じてしまうような、そんな付かず離れずな空気がこのジャンルには思い入れとしてありますね。」

 

番組では、THE BERSERKERSの新体制第1弾とも言える作品である楽曲「怒られたくないな」がオンエア。

 

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