FMヨコハマのポッドキャストと連動したラジオ番組「キイテル ロケットマンショー」。(毎週火曜26:30~27:00)

凝り固まった現代日本の深夜を少しだけ解きほぐす無駄話と耳心地の良い音楽をお届けします。

今回は、6月9日(火)放送分、ポッドキャストでは「#155アルバローザギャルと井戸水ノスタルジア」として配信しているエピソードから、一部をご紹介します。

井戸水のスタルジア

ふかわ: お水で言うとさ、井戸の水って飲んだことある?

平松: いや、ないっすね、多分。田舎の方の旅館とかそういうとこで。わかんないですけど

ふかわ: おばあちゃんちがさ、千葉の館山市にあってさ。夏になると車で行くんだけど、当時は道も舗装されてなくて草がボーボーで、車の下からも横からも草が撫でられる、洗車機の中みたいな

平松: 天然のね(笑)

ふかわ: で、着いたら着いたで、ロープでつながれた可動域の長い、毛がフサフサの犬が襲いかかってくるっていう。そんな中で帰省することはお小遣いももらえるし、海にも行けるし、湘南の海と違って外房の海は波が高くて、こどもながらに楽しいわけですよ。楽しい中で、ただ、嫌なことが「お水問題」なのよ。当時、水道がぎゃんとまだ引かれてなかったから、井戸水なんですよ

平松: へえー

ふかわ: ギコギコやるポンプもあったし、家の中で蛇口をひねって出るお水も井戸なんだよ。今のようにミネラルウォーターっていう習慣もないから、基本お水は蛇口をひねって飲むっていう小学生だったから。なんとも言えない、重いというか、、とにかく美味しくないのよ。一気に飲まないと飲めない。あと、でっかいクモ。そもそもそこを切り開いたわけだから、地主はそのでっかクモのほうなんだけど

平松: 先住民はそっちですよね

ふかわ: あれが、ときどきチョロチョロ~ってでてくんのよ。で、半分はだかのおばあちゃんが新聞でパシっとやって

平松: たのもしい(笑)

ふかわ: それで、井戸水が苦手だった僕も大人になり、この世界に入り、まだ名もない若手の頃ですよ。渋谷行ってナンパをしてトークを磨こう、みたいな。誰も足止めてくれないんだよ。そんな中でさ、何とかうまくいってさ、そこで出会った人と当時レッドさんが一人暮らししてた家で鍋パーティーして、その時に出会った人の家に泊まりに行く機会があってね。彼女の家はワンルームの殺風景な部屋で、床に直にマットが敷いてあるような部屋で枕元にミニコンポがあるわけよ

平松: はいはい

ふかわ: 夜中に喉が渇いて目が覚めて、お水を求めたわけ。そしたら彼女が冷蔵庫を開けて「これしかないんだけど……」ってペットボトルのお水を差し出してくれた。暗い部屋の中で冷蔵庫の光を浴びながら、彼女はかかとを床にペタッとつけてしゃがんで、僕はその座り方ができないから、なんだかその姿がすごく象徴的で。少し憧れすら抱きながらそのお水を一気に飲み込んだの。そしたらさ……「くっそまずい~」(笑)

平松: え、何でですか!?ペットボトルのお水なのに?

ふかわ:(笑)。あくまで僕の抱いた感想ですよ。もちろん本人の前で吹き出したりはしないよ?実はそれ、便秘を解消するために箱買いしていた特別なデトックスウォーターだったのね

平松: ああー、なるほど!

ふかわ: でも、その強烈な不味さを感じた瞬間、僕の脳裏に「あ、おばあちゃんちの井戸水だ……!」って、あの井戸水の味と経堂の水が完全にリンクしたんだよね

「うかうかしてられない」甥っ子より成長が早いAI

ふかわ: 最近はAIの存在がさ、やっぱり無視できないなというか。戦争にも使われるようになってきて、AIを道具として使っているようで、いつの間にか人類が使われているようになって。そうなるともしかしたら人類は人類同士で戦うんではなくて、むしろAIが敵というと語弊はあるけど、AIに完全に飲み込まれちゃうみたいなことをさ、心配してんのよいつも

平松: 昔から手塚治虫先生の漫画なんかでもありますよね未来のAIが暴走じゃないけど、良かれと思ってみたいな。人類が滅亡していくというか、SF小説とかね。海外のとかでもたまにそういうのがあるから

ふかわ: たまにYouTubeでAIが作った動画があったりするんだけど。タイトルがさ、もしもこうだったらとか。みんな知ってるアニメの世界観が、もしもこうだったらって。まあ、こういうのはあんまり見たくないけど、一応見とくかってと思って、見てみると、安心するのよ。僕は、今のところ「ああ、よかった」のほうなの。これが本当に嫉妬とかになってきたら

平松: …なるのかなあ

ふかわ:まあ、とにかく、AIの成長は「甥っ子より早い」って言うからね。(笑)でももうだいぶ現場に入り込んでるでしょ?

平松: テレビの番組のVTRとかで、「AIで作りました」っていうのをちょくちょく見ますよね。イラストだとかは見るし、企画書みたいなの「こんな出演者で、こんな構成で」という草案みたいな準備的なもので、叩き台として作るとかもききますし

ふかわ: だって知り合いの俳優さんは、「もうスタイリストいらない」って言うからね。自分の身長を打ち込んでこれに見合った服とかで、もうAIがいろいろやってくれるっていう

平松: それを実際に用意するのは人間ってことですよね

ふかわ: いやあ、うかうかしてられないね

平松: …それ、前も言ってたやつですね(笑)

ふかわ: 絶対に「うかうか」にしたほうがいいんだって

平松: いや、うかうかできないっていう状態にはなってきてると思うんですけど、それを言葉に出して「うかうか」なんて言わないんですよ。「これうかうかできねえな」って、聞いたことないですよ。ここ以外で

ふかわ: 本当に!?言ってるけどね

平松: ふかわさんはよく言うかもしれないですけど。聞いたことない


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